KDE.orgは、8月15日にKDE 2.2をリリースした。主な変更点は以下のとおり。
- 「objprelink」によってアプリケーションの起動を高速に
- パーソナライゼーションウィザードを更新
- プラグインベースの印刷アーキテクチャを実装
- 『Konqueror』がHTMLレンダリングの改善、Javaスクリプトサポートを強化
- 『Konqueror』に「Babelfish」などを含むプラグインを追加
- 『KMail』にIMAPサポートを追加
- 『KOrganizer』がiCalenderをネイティブサポート
現在34カ国語に対応しており、バイナリ版はKDE.orgのFTPサイトからダウンロード可能。バイナリが提供されているディストリビューションは以下のとおり。
- Caldera OpenLinux 3.1(i386版)
- Conectiva Linux 7.0(i386版)
- Debian GNU/Linux
- Linux Mandrake 8.0(i586およびPPC版)/7.2(i586版)
- Red Hat Linux 7.x(i386、IA-64、Alpha、S/390版)
- SuSE Linux 7.2(i386、IA-64版)/7.1(i386、PPC、Sparc、Alpha版)/7.0(i386、PPC、S/390版)/6.4(i386版)
ソースコードはKDE.orgのFTPサイトや日本KDEユーザ会のFTPサーバからもダウンロードできる。
インストール時には、qt-2.2.4ライブラリが必要となる。また、コンパイラにgcc 3.0を用いないことを推奨している。