もっとも、現在の店内にもかつての大西ジムの雰囲気は残っている。店の隅に大西ジムオリジナルの商品があったり、なぜここにあるのかわからない商品が並んでいたりする(写真参照)。また、つい最近までなつかしの8ビットパソコン『FM-7』や『PC-6001』が店頭に置いてあったという。
イタリアのオリベッティ社製タイプライター。いったいいつの時代のものか。お値段は9万9800円 |
車好きなら誰でも知っている、自動車用シートメーカー独レカロ社製のOAチェアー『RECARO EX-classic FABRIC ナルド』。価格は23万8000円! 法人向けの事務機器販売は現在も行なっており、OAチェアーはレカロ以外にも有名な製品を扱っている |
レジ。5万6000円。在庫あり |
現在の大西ジムは、一見普通のパソコン量販店で、かつての広告のイメージとはかけ離れている。だが、“安さ”から“サービスとサポート”へと形は変わっても、その顧客を大切にする精神そのものは、今でも変わらず受け継がれているといえそうだ。