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GA-7DXC

GA-7DXC

2000年12月08日 14時59分更新

文● 丸尾

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ベンチマークテスト・2
アプリケーションレベルでも着実な性能アップ

SYSmark 2000

1024×768ドット/16bitカラー/85Hz。BAPCo(http://www.bapco.com/)製のポピュラーなベンチマーク。実際のアプリケーション上でのオペレーションをシミュレートするもの。全般的にDDR SDRAMの効果が表れているが、特にクリエイティブ系のアプリケーションでアドバンテージが大きく、全体では、PC133(CL=3)比で6%、PC133(CL=2)比でも5%増の数値を記録している。

Excel 2000

ASCII Lab.製Excel 2000ベンチマーク。1024×768ドット/16bitカラー/85Hz。比較的メモリ性能を反映するプログラムだが、PC1600環境ではPC133(CL=3)比で7%、PC133(CL=2)比で1%のパフォーマンスアップが見られる。

3DMark 2000 Ver1.1 (1)

madonion.comの3Dベンチマーク。1024×768ドット/16bitカラー/85Hz。ビデオカードのHardware T&Lを有効にして測定した。PC1600環境は、PC133(CL=3)比で3%、PC133(CL=2)比で1%の性能アップ。

3DMark 2000 Ver1.1 (2)

同じくmadonion.comの「3D mark 2000 Ver1.1」。こちらはHardware T&Lを使わず、Optimizationは「Athlon」を選択している。頂点演算などのジオメトリ処理もすべてCPUで行うため、「CPU 3D marks」の値にメモリの帯域の差が顕著に表れている。PC133(CL=3)比で、15%、PC133(CL=2)比でも9%の性能向上が見られる。

e Jay MP3 Plus 1.3

「e Jay MP3 Plus 1.3」は、キヤノンが海外で販売してるMP3エンコーダソフト。エンコードエンジンは午後のこ~だをベースにしており、3D Now!に最適化されている。数値は、585MBのWAVファイルをエンコードするのにかかった時間を示している。MP3のエンコード処理はとにかくCPUそのものの能力に依存する傾向があるが、ここでもメインメモリ性能はまったくと言っていいほど反映されていない。PC1600は、PC133(CL=2)にわずかに劣ってしまっているが、このベンチマークの精度的にこの程度の差は誤差といえる。

Windows Media Encoder 7.0

MicrosoftのWindows Media Encoder 7.0を利用したベンチマーク。30秒間のAVIファイル(320×240ドット)をMPEG4にコンバートするのにかかった時間。CPU性能にも大きく依存するテストだが、メインメモリ性能もかなり反映するようだ。PC1600プラットフォームは、PC133(CL=3)比で10%、PC133(CL=2)比で6%の性能アップが見られる。

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