ベンチマークテスト
DDR SDRAMの威力やいかに?
さて、ここからはGA-7DXCと付属のDDR SDRAMを利用して、さまざまなベンチマークテストを行い、Athlon&DDR SDRAMプラットフォームのパフォーマンスを検証していこう。CPU、HDD、ビデオカードには同じものを利用したイコールな条件でPC1600 DDR SDRAMプラットフォームとPC133 SDRAMプラットフォームを比較してみた。詳しいベンチマーク環境は次の表のとおりである。
また、販売元の保証対象外ながら、Athlon-1.13GHzを利用して、FSB133MHzでも動作させてみたのだが、動作はするものの、編集部の環境ではほとんどのベンチマークが完動しなかった。BIOSでメモリのレイテンシの値やAGP周りの条件を緩和してみたが症状は変化はなかった。現状ではFSB266MHz対応のCPU、マザーボードが他にないため、単なるパーツとの相性なのかCPUやマザーボード、メモリのどれかに原因があるのか切り分けることができないが、このあたりに動作保証対象外にせざるを得なかった理由があるのかもしれない。
メモリ | DDR SDRAM | PC133 SDRAM |
---|---|---|
チップセット | AMD761+686B | Apollo KT133 |
マザーボード | GA-7DXC | MSI K7T Pro |
ビデオ | Leadtek WinFast GeForce256/DDR(32MB) | Leadtek WinFast GeForce256/DDR(32MB) |
ビデオドライバ | Detonator3(6.31) | Detonator3(6.31) |
HDD | Seagate Barracuda ATAII 100 | Seagate Barracuda ATAII 100 |
OS | Windows Millennium Edition | Windows Millennium Edition |
追加ドライバ等 | AMD AGP Miniport Driver 4.80、VIA IDE BusMaster Driver 2.1.50 | VIA 4 in1 Driver 4.25a、VIA IDE BusMaster Driver 2.1.50 |
WV32-MEMORY
Super π
最もポピュラーな104万桁。1024×768ドット/16bitカラー/85Hz。メモリ性能やディスク性能を大きく反映するプログラムとして有名だが、ここでは大きな成果を見せた。PC133(CL=3)比で16%、PC133(CL=2)比でも13%という明らかなパフォーマンスアップを見せている。 |