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CANON EXPO 2000続報――極薄ディスプレーや3Dカメラほか

2000年11月24日 05時49分更新

文● 浅野純也

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iHSはIntelligent Home Stationの略で、同社が提唱する家庭用のコンテンツプロセッサー(大容量HDDを内蔵、CD-R/RWドライブ、PCカードスロット、USB、i.Linkなどを装備するセットトップボックス)。たとえばデジカメの撮影データをメモリーカード経由でCD-Rに焼いたりHDDに記録、そのままテレビに投影することができる。もちろん操作はリモコン&GUI+OSDによる簡単なもの。このほかアルバム表示やサムネイル表示、インデックス編集などの機能がある。デジタルコンテンツを扱うことに特化しパソコンの機能を簡略化したものともいえる。また、デジタル放送を視野に入れた“DTVシステム”も展示、独自規格のデコーダーを展示したが、デジタル放送受信用デコーダーを開発する意図はなく、あくまでGUIを使ったインタラクティブテレビの将来性に関するデモということだった。

iHSのプロトタイプ
iHSのプロトタイプ。HDDと光ディスク、メモリーカードをメディアに持つ。画面上のGUIで操作する
マイクロBJエンジン
BJプリンタで採用されている印刷機構を小型化してユニット化したマイクロBJエンジン。今後さまざまな機器へ応用していくという

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