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携帯ダイエットは挫折知らずか?

2009年03月01日 12時00分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

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GPSで休憩場所もすぐ分かる! 安心して続けられるかも
CA001

 最後はau Smart Sports Run&Walkを使ったニシカワ。CA001で同アプリを起動し、ポケットに入れる(とはいえほとんど握りしめて確認しながら走っていた)。バンドで腕に巻きつけておくと走行中にデータを確認しやすい。

CA001を設定し、ポケットにIN。今回は未使用だが、バンドで腕に巻きつけておくと走行中にもデータを確認しやすい

 GPSで測位をしながら走るので、速度や消費カロリーなどの走行データはもちろん、自分が今どこにいるかがリアルタイムで分かる。うっかり皇居内に迷い込んでしまう心配もない。また、コンビニや美術館などのスポット情報もGPSで表示してくれるので、トイレ休憩などにはかなり重宝する。

まずは東京タワー前を通過。目の前にはまっすぐ皇居広場前のストリートが広がる。ここは思い切り走るのが気持ちいい!

竹橋通過。もちろん思い切り走ったせいで疲れが見えはじめるわけである

 そして素晴らしいのがデータの継続性。ランニング中に電話がかかってきたり、ちょっと休憩を入れたりしても、データは途切れずに続いている。休憩を入れる場合、走行データは一時停止しておいて、また途中から再開できるのがうれしい。休憩を「なかったことに」して完走記録を残すというやや姑息な手段も取れる。

ワークアウトを一時停止してちょっと休憩。もちろんGPSも連動しており、休憩を終えてから再開するとそこから再スタートできる。ちなみに国立近代美術館さんのお世話になりました

水分補給をすっきり終え、涼しい顔でゴール! 自分に優しく、もちろん休憩は「なかったこと」にしてある

 予想外に嬉しかったのは、GPSを常時起動したままでもバッテリーの減りが少ないこと。ランニングを終えても電池マークは3つのままだった。走行データを確認するときもケータイだけで事足りる。ワークアウトを終えてすぐオンラインで細かい走行データを参照できるのが楽しい。

アプリ画面。皇居外周がしっかりとGPSで記録されている

総走行距離や消費カロリーなどをその場でアップでき、前回のデータと比較できる。他のユーザーのオススメコースなども参照できるなど楽しみも多い

 これでランニングが続けられそうかと聞かれると、やっぱりメインはケータイなので「気が向いたら使う」という感覚に近い。他の2機種と違って初期投資はサーバーに接続する際の通信料だけなので「続けなきゃ」という義務感があまりない。

 それと今回使用したCA001はやや重めなので走るときはちょっとウザい。その2点が気にならなければ、上記画面のような走行データ地図をブログに上げたり、自分でジョギングコースを開拓したりと、GPSを使った遊び方が次々に思いつく。

 そんなわけで結論は「GPS機能をフルに楽しめれば続きそう」だ。

GOOD&BAD

 電話をとってもGPSデータが途切れない。GPSガイド付きで安心できる。バッテリーも長持ちするのも便利

× 重量が約122gとやや重め。iPod nanoとレシーバーがセットで約42g程度、BODiBEATが約65gと軽量なので、ポケットに入れるとズッシリ感がある。

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