GPSで休憩場所もすぐ分かる! 安心して続けられるかも
CA001
最後はau Smart Sports Run&Walkを使ったニシカワ。CA001で同アプリを起動し、ポケットに入れる(とはいえほとんど握りしめて確認しながら走っていた)。バンドで腕に巻きつけておくと走行中にデータを確認しやすい。
GPSで測位をしながら走るので、速度や消費カロリーなどの走行データはもちろん、自分が今どこにいるかがリアルタイムで分かる。うっかり皇居内に迷い込んでしまう心配もない。また、コンビニや美術館などのスポット情報もGPSで表示してくれるので、トイレ休憩などにはかなり重宝する。
そして素晴らしいのがデータの継続性。ランニング中に電話がかかってきたり、ちょっと休憩を入れたりしても、データは途切れずに続いている。休憩を入れる場合、走行データは一時停止しておいて、また途中から再開できるのがうれしい。休憩を「なかったことに」して完走記録を残すというやや姑息な手段も取れる。
予想外に嬉しかったのは、GPSを常時起動したままでもバッテリーの減りが少ないこと。ランニングを終えても電池マークは3つのままだった。走行データを確認するときもケータイだけで事足りる。ワークアウトを終えてすぐオンラインで細かい走行データを参照できるのが楽しい。
これでランニングが続けられそうかと聞かれると、やっぱりメインはケータイなので「気が向いたら使う」という感覚に近い。他の2機種と違って初期投資はサーバーに接続する際の通信料だけなので「続けなきゃ」という義務感があまりない。
それと今回使用したCA001はやや重めなので走るときはちょっとウザい。その2点が気にならなければ、上記画面のような走行データ地図をブログに上げたり、自分でジョギングコースを開拓したりと、GPSを使った遊び方が次々に思いつく。
そんなわけで結論は「GPS機能をフルに楽しめれば続きそう」だ。
GOOD&BAD
○ 電話をとってもGPSデータが途切れない。GPSガイド付きで安心できる。バッテリーも長持ちするのも便利
× 重量が約122gとやや重め。iPod nanoとレシーバーがセットで約42g程度、BODiBEATが約65gと軽量なので、ポケットに入れるとズッシリ感がある。