新ウィルコム定額プラン
料金プランの目玉は「新ウィルコム定額プラン」の登場だ。新プランでは月額基本使用料2900円で、従来の「ウィルコム同士の通話料無料、他キャリアを含むEメール無料」に加え、月額料不要で使えるデータ定額プランが追加された。パソコンなどと接続し、データ通信をしない月のデータ通信料は0円。逆にどれだけ通信しても月額2800円が上限となる（「新ウィルコム定額プラン」の月額基本使用料との合計で5700円）。
また、「新通話パック」も登場した。他社宛の通話料が、現状では月額料金1050円で1260円分の通話料が無料となるところを、新通話パックでは2100円分の通話料が無料となる。これらは2月5日より実施される。
訂正とお詫び：記事掲載時、新ウィルコム定額プランの料金設定に関して誤解を招く表現がありました。訂正し、お詫びします。（2009年1月22日）
その他の発表
ウィルコム無線LANオプションの拡充
従来の「HOTSPOT」に加え、3月から東海道新幹線N700系車内と駅施設で無線LANサービスが利用可能になる。
どこでもWi-Fi
すでに昨年アナウンスされていた携帯型無線LANアクセスポイントデバイスだが正式発表。2月19日に発売される。端末頭金4800円、月額費用1980円（端末代＋通信料・新規の場合）
Ｗ＋Radio
今回ユニークな発表だったのは、サイマルラジオサービスの提供開始のアナウンスだ。これは各地域のコミュニティーFM23局と連携し、それらの局の番組をウィルコムのスマートフォンで聴けるというものだ。
Community SimulRadio Alliance代表でジャーナリストの木村太郎氏が来場し、実際にデモを行いながら、ラジオとネットとの連携のメリットを熱く語っていた
気になるWILLCOM COREは、いよいよ4月から限定サービス開始
喜久川氏は、次世代PHS「WILLCOM CORE」の進捗状況について、「次世代PHS（XGP)については、4月下旬エリア限定でスタート予定、さらに10月から本格サービスの開始にむけて準備中」と語った。
代表取締役社長 喜久川政樹氏は、WILLCOM COREを中心としたデータ通信サービスの高速化を、今まで以上に努力していきたいと語った
XGPエリア限定サービス概要。サービスは4月下旬開始予定。エリアは山手線内側一部（高トラフィックエリア）。必要な端末としてXGPシングルデータカードとなる
