テスト条件
Mac OS X 10.5.xを使用し、全モデルでメモリーを2GBに統一。画面解像度は各機種の標準サイズに設定した。グラフの値はそれぞれのテストを3回実行した平均値。
40分のAIFFファイル(容量392.7MB)を、iTunes 7で128kbpsのAACファイルに変換する時間を測定。ほぼCPUのクロック周波数に比例した結果が得られた
QuickTime Player 7.5のPro版を使い、再生時間が60秒のDVファイルをH.264形式に変換するのにかかった時間を測定。こちらもCPUクロックに比例した結果だ
Adobe Photoshop CS3のアクション機能を利用し、「色鉛筆」「粗描き」「粗いパステル画」など15種類のフィルターを連続で適用するのにかかった時間を計測。やはりCPUクロックに比例した結果だ
14400×640ドットの超縦長の画像をPhotoshop CS3で開き、上から下までスクロールするのにかかった時間を計測。新MacBook Airが遅い結果となった
容量1GBの単一ファイル、6538個のファイルが合計1GBぶん入ったフォルダーの複製時間を測定。新旧ともにSSDを内蔵するMacBook Airだが、新MacBook Airが群を抜いて高速だった
3Dゲームソフト「Doom 3」を使用して、デモ画面を連続再生する際のフレームレートを測定。新MacBook Airが旧モデルに4倍近い大差を付けた
CPUでの3Dレンダリング性能とGPUのOpenGL性能をチェックするベンチマークソフトで計測。新MacBook Airが旧モデルを大きく引き離した
バッテリーが満充電状態からDVDビデオを連続再生して、強制スリープに切り替わるまでの時間を計測。新MacBook Airは旧モデルよりも稼働時間が短い
Windows Vistaでのベンチマーク
Windowsの定番ベンチマークソフトを使い、新MacBookと比較した。「PCMark Vantage」と「3DMark '06」は、フィンランドのフューチャーマーク社が開発しているベンチマークソフト(関連リンク)。PCMarkはPCの総合的な性能、3DMarkはゲームを実行する際の性能を詳しくチェックできる。
PCMarkでの値は拮抗しているが3D MarkではMacBookに軍配が上がる
Windows Vistaでの処理性能の目安となるOS付属のチェックツールを実行させたところ、最低スコアが「グラフィックス」の4.6とまずまずの性能だった