お嬢様たちの学園生活は波乱!?
「マリア様がみてる」
作品解説
原作は今野緒雪による同名のライトノベル。イラストはひびき玲音が担当している。1997年に短編「マリア様がみてる」が「Cobalt」に掲載された後、翌年には文庫第1巻となる「マリア様がみてる」がコバルト文庫に書き下ろされた。以降、主要な登場人物を中心にしたストーリーはコバルト文庫で書き下ろされ、外伝的なストーリーは「Cobalt」に不定期掲載後、文庫化されている。
当初はコバルト文庫本来のターゲットである女性層をターゲットとしていたが、男性にも人気が出て、漫画、Webラジオ、アニメといったメディア展開がなされている。
シリーズ第4期となる本作では、前作までから引き続いて、キャラクターデザインを松島晃、アニメーション制作をスタジオディーンが担当するが、新しいスタッフも加わり、美しき乙女たちの学園生活を描いていく。
あらすじ
創立明治34年という長い歴史と伝統、優雅な校風を誇るカトリック系私立の名門女子学園“私立リリアン女学園”。武蔵野の豊かな自然に囲まれた広大な敷地内には、幼稚舎・初等部・中等部・高等部・大学(文学部・家政部)・大学院があり、伝統ある一貫教育で淑女としてのたしなみや豊かな知性と教養を育んでいた。
元は華族の令嬢のために創られただけあって、学校に通う生徒たちは純粋培養のお嬢様ばかり。白いセーラーカラーが翻らないようにゆっくりと歩き、同級生同士は名前に“さん”をつけて呼び、上級生に対しては名前に“さま”をつけて呼ぶほか、挨拶の言葉は「ごきげんよう」……といった古風な女性らしさが求められる校風。
また、高等部には上級生が特定の下級生を指導する“姉妹(スール)”制度と呼ばれる独特のシステムがあるほか、“山百合会”と呼ばれる生徒会の役員たちは“薔薇さま”と呼ばれ、生徒たちの尊敬と憧れを集めていた。
そんな学園の中でも容姿・成績ともに普通で、目立たなかった2年生の福沢祐巳は、現在の“紅薔薇さま”こと小笠原祥子の妹(プティ・スール)として忙しい日々を送っていた。「そろそろ自分の妹(プティ・スール)を」という時期になっていた祐巳は、彼女を慕う1年生・松平瞳子が気になっていた。
祐巳と瞳子、そして彼女たちの周りの少女たちの心が揺れ動き、学園生活は波乱の予感!?
スタッフ
監督:加藤敏幸
キャラクター原案:ひびき玲音
脚本監修:今野緒雪
キャラクターデザイン:松島晃
アニメーション制作:スタジオディーン
オープニングテーマ kukui「地図散歩」
エンディングテーマ 引田香織「くもりガラスの向こう」
キャスト
福沢祐巳:植田佳奈
小笠原祥子:伊藤美紀
島津由乃:池澤春菜
支倉令:伊藤静
藤堂志摩子:能登麻美子
二条乃梨子:清水香里
松平瞳子:釘宮理恵
細川可南子:小清水亜美
内藤笙子:井上麻里奈
細川夕子:川澄綾子
可南子の父:小山力也
有馬菜々:生天目仁美
ほか
テレビ放送情報
テレビ愛知 1月8日から毎週木曜26:28~
テレビ埼玉 1月6日から毎週火曜25:30~
チバテレビ 1月6日から毎週火曜25:15~
テレビ神奈川 1月7日から毎週水曜25:15~
KBS京都 1月6日から毎週火曜25:30~
サンテレビ 1月8日から毎週木曜26:10~
AT-X 1月3日から毎週土曜10:30~(リピート放送:毎週土曜21:30~/毎週水曜14:30~、24:30~)
(※放送日時は放送局の都合により変更になる場合があります)
公式サイトURL
http://www.gokigenyou.com
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