荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第67回

子猫の「かふか」――おもちゃ相手に大暴れ

　さて子猫といえば動くモノは何にでもじゃれつくので有名であり、うちのかふかも例外ではない。もちろんテレビだって気になってしょうがない（冒頭写真）。

　一番のお気に入りは棒の先に長い紐がついたオモチャ。それだけでは味気ないので、ひもの先にねずみをくくりつけてある。どこに隠れていても、このひもを床の上で振り回してやると、瞬時に飛び出てくる。

　そしてねずみを加えるとどこかへ持っていこうとするので綱引きである。

ひもの先についたねずみをくわえ、ぐいと足を踏ん張るかふか。左手でひもを、右手でカメラを持って撮影（2008年8月撮影　ニコン「D40X」）

　かふかが飽きるまで相手をしてるとキリがないので、ひとりで遊べるよう、ドアの上にひっかけてみる。案の定ひとりで飛びついたり引っかけたり。しまいには、口でくわえたまま足を滑らせてこんなことに。

よく見ると加えたまま足元がおぼつかなくて半分ぶらさがってます。危なっかしくて面白い（2008年8月撮影 ニコン「D300」）