仕事や勉強の集中力を高める、ブルーの家電
高坂先生のカラー診断:ブルーが持つ深く考えるチカラ
ブルーの家電は体感温度を下げ、涼しげな印象を与えます。洗濯機のように“水”と関連した家電に明るいブルーを選ぶのも心地良くていいですね。
また、ブルーは集中力と思考力を高め不安を和らげる効果があります。仕事をするスペースにあるプリンターやパソコンなどにブルーが使われていると効率がアップします。それに明るいブルーは茶系のインテリアと調和して見える、飽きのこないカラー。落ちついた空間の中でさわやかなアクセントになります。
日立製作所「UT32-HV700A」
液晶テレビ「UT」シリーズのスタンダード32V型モデル。ブルーは限定生産品。カートリッジタイプのHDDを抜き差しできる「iVポケット」を備える。チューナー部やインターフェースをワイヤレス接続の「Woooステーション」(写真右側)という機器にまとめているため、最低限の端子だけを備えたスッキリとしたデザインになっている。
カシオ計算機「EXILIM ZOOM EX-Z100」
広角28mm・光学4倍ズームレンズ、有効1010万画素CCDを搭載するコンパクトデジカメ。撮影状況に応じて6つの撮影モードを自動設定する「オートベストショット」機能を備える。手ぶれ補正機能は搭載していない。カラーバリエーションは5色。
ハーマンインターナショナル「JBL 4312M II」
筆者も愛用する小型モニターの名機「4312M」のモデルチェンジ版。従来と見た目は同様ながら、インピーダンスは4Ωから6Ω、音圧レベルは89dBから90dBにそれぞれ向上している。また、低音域の伸びだけではなく、高音域の広がりも向上しているという。
松下電器産業「Let's Note Yシリーズ」(カスタマイズ天板)
14.1インチワイド液晶ディスプレーを搭載する、DVDドライブ搭載型ノートパソコン。120GB HDD搭載モデルでは1510gと軽量ながら、バッテリー駆動時間は約8時間と長持ち。CPUは低電圧版のCore 2 Duo L7800(2GHz)を採用。OSはWindows XPダウングレード済みのモデルも選択できる。天板のバリエーションは7色。
イトーキ「スピーナチェアー」
2007年度グッドデザイン金賞を受賞したオフィスチェアー。理想の座り方である「深く座り、かつ直立および後傾の姿勢」を実現するための独自機構を採用。人の動きを追従し、背骨のS字ラインをキープすることによって腰の疲れを軽減するという。カラーバリエーションは7色。
シグマA・P・Oシステム「Elysium」
本体左右にUSB2.0ハブを2ポート搭載した、スリムなパンタグラフキーボード。ボディ底面には高級感を演出するラバーコーティングが施されている。キーピッチは19mm、キーストロークは約3.0mmと浅めの設計。テンキーを備えた日本語106キーモデル。
ゼネラルエレクトリックジャパン「GE360F」
アメリカの家電大手、ゼネラルエレクトリック社の冷蔵庫。冷蔵室273L、冷凍室82Lの合計355Lと大容量で、どんな大家族でも安心の設計。ブルーのカラーリングは小売店ヤマギワ電機オリジナルカラー。
アントレックス「Fred Steam II」
スイスのメーカー、スタッドラー社のスタイリッシュなスチーム式加湿器。2002年にニューヨークでBEST PRODUCT賞を受賞したことでも知られる。プラスチックのスチームパイクにクロムメッキを施してあり、パイプ部が熱くなりすぎないため子どものいる家庭でも安心。8~10畳用で、消費電力は最大300W。
講師紹介
高坂美紀(たかさか みき)
1956年生まれ。社長秘書、コピーライターを経験後、カラーコンサルティングの(株)ハーツを設立、代表取締役に就任。
以来、商品の色、売り場の色をアドバイスしている。販売員のためのカラーセミナー「色で売る」などで人気を集めるほか、メーカーへのコンサルタント、色彩教育も手がけている。
著書に『図解 売れる色とデザインの法則』(秀和システム)など。