Windows Mobile 5.0/6.0 日本語版を搭載したPDA(携帯情報端末)やスマートフォンで動作するナビゲーションソフトが発売された。その名も「ルートファインダー」。これまで、Windows Mobile用のナビゲーションソフトといえば、マイタックの「Mio」シリーズや日本HPの「iPAQ rx5965」にプレインストールされたものを指すことが多いが、ついにソフトウェア単体で購入可能になったのだ。
毎日持ち歩いてるスマートフォンやPDAが
強力なナビゲーションデバイスに変身!!
これで、たとえナビゲーションシステムを標準で搭載していないPDAやスマートフォンであっても、Windows Mobile 5.0/6.0 日本語版ベースで画面解像度がQVGA(320×240ドット)表示のモデルであれば、高機能なナビシステムに変身してくれるというわけだ。
発売元のユニバーサルシステムズは、さまざまなパーソナルデバイスを魅力的に伝えるアイテムを販売する「PDA工房」を直営する会社。PDAはもちろん、スマートフォンにiPod、PND(パーソナルナビゲーションデバイス)など、豊富な機器を扱ってきた会社だけに、まさにツボを心得たソフトを発売したというわけだ。
今回、イー・モバイルの「EMONSTER(S11HT)」、ソフトバンクモバイルの「X01HT」、マイタックの「Mio P350」、日本HPの「iPAQ 112 Classic Handheld」などにインストールしてみたが、いずれも軽快に動作した(ルートファインダーが動作する代表的な機種は同社ウェブページを参照)。
(次ページ「大きなボタンのインターフェース」に続く)