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PDAやスマートフォンにプラス1!

使い慣れたマイマシンが最新のパーソナルナビに大変身!

2008年07月25日 10時00分更新

文● 垣内吾郎

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大きなボタンで指タッチでも余裕の操作

 なんと言っても、操作はすべてタッチパネルで行なえて、メイン画面には大きめのボタンが用意されているので、いちいちタッチペンを取り出す必要もなく、指先だけで軽快に操作できるのがいい。バイクや自転車通勤(ツーキニスト)など、手袋が欠かせない人にも、ラフな使い方ができて実用的だ。もちろん、徒歩/自転車/自動車と、移動時の状況に合わせてモードを切り替えられる。検索時の文字入力も、画面に50音入力のタッチキーボードが表示されので、PDAやスマートフォンの文字入力操作に慣れていないユーザーでも迷うことなく使いこなせる点も魅力だ。

検索画面

マップコードを始め、施設検索、電話番号検索など豊富な検索機能で目的の入力も簡単

設定変更

自動車モードから徒歩モードへ、などの設定変更も簡単

 ナビゲーションシステムの使い勝手を大きく左右する目的地の検索機能も強力だ。前述の50音入力による地名検索に加えて、カテゴリ別の「施設検索」(42万件)、「電話番号検索」(780万件)、地番を入力しての「住所検索」(3400万件)など、豊富な検索機能を備えている。また、どの検索システムも、整理された階層メニューを辿ることで最小手順のカンタンな操作で目的地の情報を入力できる操作性のよさは、タッチパネルならではだ。一画面に表示される情報量も整理されていて、キビキビした動作が使っていても心地いい。

 前述のように移動時の状況に応じて徒歩/自転車/自動車と、モードを切り替えて使える。例えば、目的地の近くの駐車場までは自動車モードで、そこからは徒歩モードに切り替えてナビゲーションといったことが可能だ。たとえ初めての訪問先でも、駅から目的地までのルートをリアルタイムに現在位置を表示しながら最短距離でナビしてくれる快適さ。こいつは一度味わったら手放せなるに違いない。

例えば施設検索の中の五十音検索なら、50音入力でサクサク入力できる。地点指定もワンボタンだ

 そんな快適さを支えているのは、豊富なマップ情報のおかげだ。携帯電話に内蔵されている簡易式のナビでは、こうはいかないものだ。おおよその位置は分かっても、目的地の周りをグルグル歩かされて、汗だくになりながら彷徨うなんて悲しい思いを多くのユーザーが一度は経験しているに違いない。その点、ルートファインダーにはゼンリンの地図データ(日本全国道路地図)が収録されており、正確で詳細なマップが利用できる恩恵は大きい。

 また、一般の車載用ナビ(カーナビ)のように、ルートを見やすい地図と音声案内で目的地まで快適にナビゲートしてくれるのも魅力だ。画像情報だけでなく耳でもルートを確認できるわけだ。またこれからの季節、喉が渇いたのでちょっとコンビニに立ち寄りたい、なんて時にも、周辺施設のジャンル別検索機能を使えば、今いる場所から一番近いコンビニを検索できる。見知らぬ街に放り出されても、「今たどり着きたい場所」にすぐ行けるのは、便利だしとても心強い。

ルートファインダーの主な機能

■ルート検索/案内
自動車モード/自転車モード/徒歩モード
経路案内リスト
経由地登録(8ヵ所)
音声ガイド
オートリルート
残距離表示
移動履歴表示
2画面表示機能
ハイウェイモード機能
■目的地設定/検索機能
周辺施設検索(周囲5km)
ジャンル検索(50音検索候補対応)
地点登録ポイント(無制限)
住所検索(50音検索候補対応)
電話番号検索
■データスペック
地図データ(1/20万、1/2万5000)
 参照時縮尺(1/4000~1/40万)
 ナビ時縮尺(1/4000~1/3万3333)
住所検索データ 3400万件(番-枝)
電話番号データ 780万件
POI検索件数 42万件

(次ページ「写真で見るインストールの手順」に続く)

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