3月にASCII.jpの取材で訪れた「フォトイメージングエキスポ 2008」の会場で、シグマから予告なく発表されたのが「50mm F1.4 EX DG HSM」。35mm判フルサイズに対応した単焦点の標準レンズだ。
当初は「参考出品」という扱いだったが、その後「発売決定」となり、先日キヤノン用とシグマ用の2製品が発売された。メーカー純正品が独占している標準レンズ市場に対して、シグマが「殴り込み計画」を実行した。広角レンズでは、以前から35mm判フルサイズに対応した大口径の単焦点レンズを発売していたので、その延長……なのかも知れないが、筆者としては「勇気あるな!」というのが素直な感想だ。
なお、ニコン、ペンタックス、ソニーのマウントに対応した製品も順次発売される予定。超音波モーター非対応のカメラではAFが使用できないそうだが、キヤノン製のデジタル一眼レフならどの機種でも超音波モーターに対応してるので問題ないだろう。