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シグマ標準レンズで撮る、F1.4の世界

2008年07月17日 20時54分更新

文● 斉藤博貴

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50mm F1.4 EX DG HSM

50mm F1.4 EX DG HSM。今回のレビューはすべてEOS 5Dとの組み合わせで行なった

 3月にASCII.jpの取材で訪れた「フォトイメージングエキスポ 2008」の会場で、シグマから予告なく発表されたのが「50mm F1.4 EX DG HSM」。35mm判フルサイズに対応した単焦点の標準レンズだ。

 当初は「参考出品」という扱いだったが、その後「発売決定」となり、先日キヤノン用とシグマ用の2製品が発売された。メーカー純正品が独占している標準レンズ市場に対して、シグマが「殴り込み計画」を実行した。広角レンズでは、以前から35mm判フルサイズに対応した大口径の単焦点レンズを発売していたので、その延長……なのかも知れないが、筆者としては「勇気あるな!」というのが素直な感想だ。

作例

F1.4の被写界深度では菖蒲の花の一部に辛うじてピントが来ている。背景は完全にボケで何が写っているのはさっぱり分からない(写真は長辺800ドットに縮小)

作例

F16の被写界深度では菖蒲の花の全体がピント域に収まっている、背景はピント外だが池の向こうのベンチに2人の女性が座っているのが分かる(同じく長辺800ドットに縮小)

 なお、ニコン、ペンタックス、ソニーのマウントに対応した製品も順次発売される予定。超音波モーター非対応のカメラではAFが使用できないそうだが、キヤノン製のデジタル一眼レフならどの機種でも超音波モーターに対応してるので問題ないだろう。

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