荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第52回

年頃のネコはおもちゃいらず

周りの猫にもちょっかい出します

　遊びたい盛りなのに、周りにいる猫たちはみな大人なのでなかなかかまってくれない。しょうがないのでちょっかいを出しては追いかけられてる。

　公園で猫と戯れてたら、遠くでダッシュしていく2匹を発見。子猫が大人猫に手を出して追いかけられてたのだ。

　で、茂みに飛び込んだのでどうしたかと見に行ったら……。

ああ、どうやって枯れ葉に自分で埋まったのか見たかったが、そのシーンは目撃できず、気がついたら勝手に埋まっておりました （2007年12月撮影　ニコン「D40X」）

　枯れ葉に自分で埋もれて隠れてました。いや隠れてないんだけど、たぶん、当人的には隠れてたのである。一応「木の葉隠れ」としておいてあげよう。追いかけてた猫も「さてこいつをどうしようか」と困ってると……。

後ろに倒れた耳と太いしっぽに注目。彼の脳内では「華麗なる待ち伏せからの逆襲」だけど、相手の猫には今ひとつ通じてない模様 （2007年12月撮影　ニコン「D40X」）

　突然顔を出して、「ぐわっ」。耳が寝ててしっぽが太い「戦闘モード」である。でも、古参猫の方は相手にしておらず、話はここで終わり。毎日こんな調子でほかの猫に相手にされたりされなかったりしている模様。