【活用事例】 株式会社ネオジャパン『Applitus・desknet's』
パッケージのグループウェアからdesknet'sへ。小さな事業所にとってSaaS・ASPはもはや「常識」――財団法人まちみらい千代田
2008年03月25日 12時00分更新
安くて便利なSaaS・ASPだが、複数のサービスを使うために別々の契約をするのは煩雑。全員が簡単に使えて、支払先を1カ所に統合できる利点で、プラットフォーム型のApplitusと、その上で動くdesknet'sを選択した。
小さな事業所のニーズをすべてかなえるサービス
千代田区の地域振興をさまざまな面でサポートする財団法人まちみらい千代田。ここでシステム管理者をしているのは、企画総務グループの綱島一さんと池上佐緒里さんだ。お二人とも長く千代田区役所で1000人余を相手に情報システム担当者として勤務してきた。その経験を生かして、ここでは大胆な業務 のSaaS・ASP化をはかっている。
「大企業でもシステムは持つ時代から利用する時代へ変わりつつあります。専任の管理者が置けず、資力の乏しい小規模事業者なら、さらに積極的にSaaS・ASP化を推進するべきです」
まちみらい千代田では、プラットフォーム型のオンデマンド・アプリケーションサービスであるアプリタスを導入している。Webサーバーはプラットフォームのものを利用し、グループウェアはdesknet'sだ。
「desknet'sはマニュアルを読まなくても使えるのが魅力です。30人のスタッフ全員が、1カ月ほどお試し期間で使っているうちにマスターしてしまいました」
以前はパッケージ型のグループウェアを使っていたが、高価なことと、自前のサーバーではセキュリティ面に不安があることから、アプリタスに切り替えた。複数利用していたデータセンターを一つにしたことで、コストの低減にも役立っている。
名称 | 財団法人まちみらい千代田 |
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設立 | 2005年 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田錦町3-21 |
従業員数 | 30名 |
事業内容 | 千代田区の外郭団体として地域の活性化をサポート。地域ポータルサイトなども運営 |