台湾ASUSTeK社は16日、米NVIDIA社のGeForce 8800 GTと1GBのビデオメモリーを採用するハイエンドビデオカード「EN8800GT/HTDP/1G」を今月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万1000円前後。
EN8800GT/HTDP/1Gは、独Qimonda AG社製のGDDR3 SDRAM 1GBメモリーを搭載する。コアクロックは600MHz、メモリークロックは1.8GHz(900MHz DDR)。インターフェースは、PCI Express 2.0 x16スロットおよびPCI Express x16スロットの両方に対応している。出力端子は、DVI-I端子を2つと、HDTV対応の汎用端子(S-VIDEO兼用)を1つ備える。この汎用端子は、S-VIDEO出力とコンポジット出力に対応するほか、コンポーネント端子によるHDTV(ハイビジョン)出力にも対応し、1080pへのアップスケーリング出力に対応ができる。
1GBのメモリーを搭載することで、高解像度表示でアンチエイリアシングを使用する場合などに効果を発揮するという。また、2スロットサイズのオリジナルクーラーを採用することで、リファレンスデザインと比較して、最高7℃低い温度環境において約半分の動作音を実現しているのが特徴という。
主な仕様は以下のとおり。
- EN8800GT/HTDP/1G
- グラフィックスチップ:NVIDIA GeForce 8800 GT
- ビデオメモリ:GDDR3 SDRAM 1GB
- コアクロック:600MHz
- メモリクロック:1.8GHz(900MHz DDR)
- インターフェース:PCI Express 2.0 x16
- 出力端子:DVI-I×2(HDCP対応)/HDTV対応汎用端子(S-VIDEO兼用)×1
- 実売予想価格:4万1000円前後