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開発段階からの緊密な連携により実現

キングストン、Phenom用に特別設計したDDR2-1066MHzのメモリーを発売

2007年11月20日 21時36分更新

文● 編集部 太田 渉

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 米Kingston Technology社は20日、米AMD社の新CPU「Phenom」用に特別設計したDDR2-1066MHz規格のメモリーモジュール「KVR1066D2N7」シリーズを発表した。欧米では今月19日から販売が開始されており、日本国内では年内に販売する予定。

KVR1066D2N7

KVR1066D2N7

 ラインナップは512MB/1GB/2GBで、動作電圧は1.8V。日本での価格は現時点では未定。米国での価格は512MBが89ドル(約9790円)で、1GBが178ドル(約1万9580円)など。

 DDR2-1066は、電子部品の標準化団体「Joint Electron Device Engineering Council」(JEDEC)による標準化がまだ行なわれていないメモリーモジュールである。Kingstonでは、Phenomや新チップセット「AMD 7シリーズ」およびRadeon HD 3800シリーズで構成されるプラットフォーム「Spider プラットフォーム」の開発段階から、AMDと緊密な連携を取っていたことにより開発できたとしている。

 そのためKVR1066D2N7シリーズは、Spiderプラットフォーム下で最適に動作するように設計・テストされて開発されている。既存のDDR2-800規格のメモリーモジュールより高速なメモリーモジュールを使用することにより、Phenomの性能を引き出して高い性能を発揮できるという。

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