本日29日(土)午前零時よりマイクロソフト社製の家庭向けサーバーOS「Windows Home Server」の販売がスタート。深夜販売の様子はこちらでお伝えした通りだが、午後からは「CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原」にて「Windows Home Server」のラウンチイベントも開催されている。
同イベントは、言ってみれば「Windows Home Server」とはなんぞや?というのが趣旨のイベント。途中、若干の休憩を挟んだものの、13時からの概要説明に始まり、インストール編→基本編→活用編→パーツ編→パネルディスカッション→プレゼント抽選会と実に16時すぎまでの長丁場だったのにもかかわらず、終始立ち見の来場者がでるほどの盛況ぶりとなった。とりあえず購入前に「Windows Home Server」という製品の概要を知りたいという人が多かったようだ。また、この手のイベントとしては珍しく、休みを利用して個人的に参加している顔見知りのショップ店員の姿も数人確認できた。
さて「Windows Home Server」についてはこちらに詳しいため改めて触れないが、ここでは15時から行なわれたライターの高橋敏也氏によるパーツ編の様子をお伝えしようと思う。同氏も開発に携わったというDirac製のアルミATX対応PCケース「Griffin R12S」を使った「Windows Home Server」マシンを持ち込み登場。通常のシャドウベイ×4に加え、3.5インチ×5と2.5インチ×4を追加したというHDDは全部で最大10TBまでいける!といきなり会場の笑いを誘った。
また「Windows Home Server」マシン自作のコツとして、HDDをたくさん搭載したいのなら電源ユニットの容量と排熱には要注意。光学ドライブなどは一度インストールしたら外してしまえ。ドライバーの問題を克服する手っ取り早い方法は、ショップブランドで採用されているマザーボードなどを狙うべし。などなど、かなり実用的な方法を紹介していた。
一般ユーザーにとってはどうしても敷居が高いと言わざるを得ない「Windows Home Server」だが、製品を知ってもらうという意味では充実した内容のイベントだったといえそうだ。