求められるコミュニケーション能力
企業はどのように評価・判断しているのか
昨今しばしば転職時に求められるビジネススキルとしてコミュニケーション能力がある。しかし、一口にコミュニケーション能力と言っても具体的にはどうのようなものを指して評価されるのか不透明ではないだろうか。やはりコミュニケーションスキルを重要視するソナーの面接時の評価・判断基準は、どのようなものであろうか。
「弊社には『前のめり度』という評価基準があり、面接終了後に採用担当が集まって積極性を評価しています。同じWeb技術者であっても、『検索サイトでこんなものを作ってみたい』『もう一段便利な機能をつけたい』など、目標や積極性のある人は印象に残りますね。また、仕事が不動産業界に特化しているので、現在の不動産業界についてよく調べていると思われる人も、前のめり度が高いと評価します。面接ではほかに、失敗談を語ってもらうことも多いですね。ここでは、解決にあたってのプロセスや失敗から学んだことをきっちり説明できるかどうかを見ます。スマートな答えは求めていません。『そこら中に泣きついて何とかした』でもいいんです。その人が解決する術を持っているかどうかが大事ですから。将来的の目標を持ってキャリアアップに励んでいる方を、評価します」
- ■取材協力
- 株式会社ソナー
- デジタルハリウッド株式会社
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