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大日本印刷、おサイフケータイを利用したウェブサイト誘導システムの実証実験を開始

2007年08月30日 19時18分更新

文● 永島和夫

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大日本印刷(株)は30日、フリーペーパーの流通事業を行なう(株)JLと共同で、FeliCa対応携帯電話機(おサイフケータイ)をフリーペーパーラックにかざすと、ウェブサイトのURLを表示するシステム“サイトキッカーラック”(関連記事)の実証実験を今月31日より行なうと発表した。

サイトキッカーラック

今回の実証実験で使われる“サイトキッカーラック”

サイトキッカーラックは、大日本印刷の“SiteKicker”(サイトキッカー)をフリーペーパーラックへ組み込んだもの。SiteKickerとは、小型端末“プチポルタ”とURL管理サーバーで構成されるケータイ向け情報配信システム。サイトキッカーラックを利用すれば別途アプリを利用することなく、ユーザーがかざしたFeliCa対応携帯電話機に特定のウェブサイトのURLを配信できる。

今回の実験では、コンビニエンスストア“am/pm”の都内8店舗のラックで、(株)リクルートの情報誌“ホットペッパー”のモバイルサイト“ホットペッパーポケッツ”(http://hppockets.jp/)が提供する、地区別の飲食店の一覧や人気ランキング、クーポン店の情報などを、リクルートが提供する“ホットペッパーAPI”を活用して携帯電話機に提供する。

従来は飲食店情報などを取得するのに、ホットペッパーポケッツのトップページから地区を絞っていく必要があったが、このシステムでは速やかに提供できるという。

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