KDDI(株)と沖縄セルラー電話(株)は18日、5月22日に夏モデルとして発表されていた三洋電機(株)製のau携帯電話『A5527SA』を今月19日から順次各地で発売すると発表した。対応国・地域であれば、海外でもメールやEZwebが使える“GLOBAL PASSPORT”(グローバルパスポート)に対応している。
各地の発売日は以下のとおり
- 19日
- 北陸地方
- 20日
- 北海道、中国、四国、九州地方
- 21日
- 東北、関東、中部、関西、沖縄地方
A5527SAは、国際ローミングサービス“GLOBAL PASSPORT”の音声通話とデータ通信に対応するCDMA 1X端末。A5527SAを対応した国や地域に持ち出せば、そのまま現地で通話ができるだけでなく、EZwebやメールも国内と同様に利用できる。対応するのは今月20日に利用可能となる予定のインドネシアを含めて11の国と地域。音声通話だけなら22の国と地域で利用できる。
海外での利用に便利な機能として、内蔵カメラ機能で英文を読み取れるOCR機能付き英語辞書や為替計算機能付きの電卓、海外対応のFMラジオ、各国の通貨や時差が分かる“エリア情報”機能などを搭載している。
本体のスペックは、メインディスプレーは約2.6インチ(240×320ドット)、170度の広視野角を持つIPS液晶パネルを採用。サブディスプレーは1.1インチ(96×64ドット)。カメラは有効134万画素。国内での連続通話時間は250分、連続待受時間は約300時間。本体サイズは幅51×厚さ18.4×高さ100mm、重さは約101g。カラーは“ブリージーブルー”“カームリーシルバー”“グリッターホワイト”の3タイプ。
なお、前述の通り同社は18日、インドネシアでの“GLOBAL PASSPORT”でEZwebやメールでの利用が可能になるデータローミングを20日に開始すると発表した。通信料は1パケットあたり1.5円。無料通話やパケット通信料割引サービスの対象とはならないが、消費税はかからず免税となる。利用の際は、事前に日本国内で最新のPRL(ローミングエリア情報)をダウンロードしておく必要がある。
GLOBAL PASSPORTにおけるデータローミング対応国は、アメリカ、ハワイ、中国、韓国、タイ、台湾、カナダ、グアム、サイパン、インドとインドネシアを合わせて11の国と地域となる。