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ビデオ出力機能を搭載

SCE、PSPの薄型モデルを9月に発売

2007年07月12日 12時41分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントは12日、携帯ゲーム機“プレイステーション・ポータブル”(PSP)の新型モデルとして『プレイステーション・ポータブル(PSP-2000)』を、日本・アメリカ・ヨーロッパで9月から順次発売すると発表した。新型モデルは薄型化・軽量化を図るとともに、ビデオ出力機能を搭載したのが特徴。価格は12日時点で未定。本体カラーは“ピアノ・ブラック”、“セラミック・ホワイト”、“アイス・シルバー”の3種類。

ピアノブラックモデル

プレイステーション・ポータブル(PSP-2000)のピアノ・ブラックモデル

背面

ピアノ・ブラックモデルの背面

新型PSPは、厚さを従来の約23.0mmから約18.6mm、重量を約280gから約189gに薄型化・軽量化したのが特徴。また、ビデオ出力機能を新たに搭載し、専用ケーブルを接続することでPSPの各種コンテンツをテレビなどに出力して鑑賞できるようになった。ビデオ出力はコンポジットビデオ/コンポーネントビデオ/Sビデオ/D4の4種類に対応する(PSPとテレビの接続には別途それぞれの映像入力端子に対応した専用ケーブルが必要で、専用ケーブルは別売り)。さらに、UMDから読み出したデータを本体のメモリーに一時的に記憶するキャッシュ機能を搭載して、ゲームプレイ中のUMDからの読み込み時間を短縮したという。同時にメインメモリーも従来の32MBから64MBに増加されている。

初出時、専用ケーブルが1本で4種類の映像出力に対応するとしておりましたが、それぞれ別のケーブルが必要です。お詫びするとともに訂正いたします。(2007年7月12日)

セラミック・ホワイト

セラミック・ホワイトモデル

シルバーモデル

アイス・シルバーモデル

ディスプレーやインターフェース、CPUなどには変更はない。本体サイズは幅169.4×奥行き71.4×高さ18.6mm。電源は専用のリチウムイオンバッテリーパックまたはACアダプターを利用する。連続使用時間は、ゲームが4~6時間(同社調べ、コンテンツによって異なる。以下同)、UMD Videoの視聴時間は4~5時間。別売りオプションは、交換用の『バッテリーパック』(PSP-S110)、『リモコン付きヘッドホン』(PSP-S140)、コンポジットビデオ用の『AVケーブル』(PSP-S150)、『S VIDEOケーブル』(PSP-S160)、『D端子ケーブル』(PSP-S170)、『コンポーネントAVケーブル』(PSP-S180)。ビデオ出力ケーブルの長さはいずれも2.5m。

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