(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントは24日、同社の次世代ゲーム機“プレイステーション3の機能を拡充するシステムソフトウェアの更新ファイルの提供を本日開始した。アップデート後のシステムソフトウェアバージョンは“1.80”になる。
アップデートにより提供される主な新機能は以下の通り。
- ゲーム/DVDのアップコンバート機能
- プレイステーション(PS)用ソフト、プレイステーション2(PS2)用ソフトおよびDVDソフトをHD解像度にアップコンバートして出力できるようになった
- メモリーカードへのセーブデータの書き戻し
- HDDに保存したPS用ソフト、PS2用ソフトのセーブデータをPS用メモリーカード/PS2専用メモリーカード(8MB)にコピーできるようになった
- DLNAクライアント機能
- DLNAサーバー機能を持つパソコンやハードディスクレコーダーなどに保管してある画像や音楽、動画ファイルをネットワーク経由で再生できるようになった
- フォトの印刷
- USBプリンターをPS3に直接接続して、画像を印刷できるようになった
- インターネット経由のリモートプレイ
- 外出先からPSPでのインターネット経由でリモートプレイができるようになった(今月末配信予定のPSPシステムソフトウェア バージョン3.50以上が必要)
そのほかにも“BD/DVD設定”項目に“BD 1080p 24Hz出力(HDMI)”が追加されるなど、さまざまな機能・設定項目が追加されている。詳しくは同社ウェブサイトの“システムソフトウェア アップデート”を参照してほしい。