電話で聞き出そうとする行為が発生

JPCERT、ISP事業者の名をかたったID/パスワードの聞き出し行為に警鐘

セキュリティー関連の情報を収集・分析して啓発活動を行なう有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は14日、ISP(インターネットサービスプロバイダー)事業者の委託業者を名乗って、電話でIDやパスワードを聞き出そうとする行為が行なわれているとの報告を受けたと発表し、注意を促した。

JPCERT/CCの報告によると、いわゆる“なりすまし”行為によって、ISPの関係者を名乗って電話をかけ、IDやパスワードを聞き出そうとする行為が発生しているという。このような問い合わせについては、ID/パスワードを回答しないこと、万一伝えてしまった場合には早急にパスワードの変更を実施すること、およびISPへの連絡を検討すること、などを提言している。

また、ISP事業者に対しても、このような問い合わせに対する対応を準備しておき、また顧客への注意喚起を検討するよう呼びかけている。

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• 注意喚起＆緊急報告
• JPCERT/CC