このページの本文へ

名作ファンタジーRPG「テイルズ オブ シンフォニア」のOVAシリーズが始動

2007年06月08日 21時00分更新

文● 師 忍

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 バンダイナムコゲームスの人気ファンタジーRPGシリーズ“テイルズ オブ”シリーズ。今年に入ってからPSPに「テイルズ オブ デスティニー2」が移植されたことも記憶に新しい。その人気シリーズの中から、「テイルズ オブ シンフォニア」がOVAシリーズとしてアニメ化し、DVDや主題歌CDがフロンティアワークスより発売になった。「テイルズ オブ シンフォニア」は、2003年にゲームキューブ版、2004年にプレイステーション2版が発売になった作品。「テイルズ オブ」シリーズでは、外伝や移植をのぞくと5作目となる。

店頭

売り場も当然のことながらDVD3種とCDをまとめて扱っているところが多かった。通常版とコレクターズ・エディションのパッケージが同じだけに、エクスフィア・エディションだけ違う存在にみえる

ポップ

製品紹介ポップでは、コレクターズ・エディションとエクスフィア・エディションの違いをわかりやすく紹介しているショップもあった

 今回のOVAシリーズは、主要キャストの変更はメーカーサイトで確認できる範囲では行われていない。そのため、ゲームで慣れ親しんだ人も違和感なくアニメ版を楽しめるだろう。ゲームを知らない人に主要キャストを紹介すると、主人公の“ロイド”に最近では「グレンラガン」の“カミナ”役などがある小西克幸さん。ヒロインの“コレット”に先日ライブDVDが発売になったばかりの水樹奈々さん、ロイドの親友“ジーニアス”に折笠愛さんと豪華なメンバーだ。
 一方で主題歌は、ゲームキューブ版、プレイステーション2版を歌っていたday after tomorrowからアーティストが変わっている。OVAのオープニングテーマは河井英里さんが歌う「ALMATERIA」、エンディングテーマは引田香織さんが歌う「願い」だ。この2曲は1枚のマキシシングルになっており、DVDと一緒に店頭に並んでいる。

オープニングとエンディングを収録したマキシシングル。こちらは両面ともキャラクターのイラストになっているので、作品がわかりやすい

 DVDは、パッケージの種類が3種類と変則的だ。まず一番価格が安く特典の少ない「通常版」がある。それ以外に特典の違う初回限定版が2つもあるのだ。まずジェネオン エンタテインメントが販売しDVD・CD系の流通で扱う「コレクターズ・エディション」。もう1つが、ハピネットが販売しゲーム系の流通で扱われる「エクスフィア・エディション」だ。2つとも、パッケージ外装から6種類の特典内容までほぼ違うものになっているので、「この要素を優先するならこちら!」という決め手がない。むしろ「ファンなら両方買うしかない!」と思ってしまうだろう。
 なお各アイテムの店頭での販売価格は、DVDの通常版が5800円程度、初回限定版が7500円程度、CDは1260円となっている。初回限定版はショップによって両方を扱っているとは限らないが、価格は同じことが多いようだ。

通常版のパッケージは、表は「コレクターズ・エディション」と同じイラスト。ただ裏面に作品紹介などが書かれていることがコレクターズ・エディションとの大きな違いだ

一方「コレクターズ・エディション」は、大きくキャラクターの描かれたパッケージで作品とわかりやすい。2つが違いすぎて初回限定版が並んでいても別の作品と思わず勘違いしてしまうほどだ

「エクスフィア・エディション」版のパッケージ見本。キャラクターの描かれていないロゴを読んで初めて作品がわかるといったパッケージだ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ