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田村正和はフォルムを絶賛!!

顧客満足度100%を目指す――東芝がdynabook SS RX1にかける意気込み

2007年06月05日 22時18分更新

文● 編集部 橋本 優

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(株)東芝は“dynabook ss RX1”の発表(関連記事)に合わせ、都内で発表会を開催した。発表会では製品の概要についての説明もあったが(RX1の詳細についてはこちらの記事を参照)、ここでは同社が発表した製品戦略についてお伝えする。

最初に登壇した東芝 PC&ネットワーク社の能仲久嗣(のなか ひさつぐ)氏は、RX1について“true mobility”というコンセプトでPRしていくと紹介。「不満・不便・不安」をすべて解消したモバイルノートパソコンであると強調した。また、(株)日経BPによる“顧客満足度調査”で2006年に1位を獲得したことに触れ、「2007年はこのRXシリーズで、顧客満足度100%を目指す」とし、さらに「ワールドワイドの販売台数において、2008年度には昨年(2006年)の2倍にしたい」と目標を語った(なお、2006年のパソコン出荷数について発表会では明言しなかったが、米ガードナー社の調査結果によると918万4000台)。

中央が東芝の統括技師長である真田 勉氏、右は東芝PC&ネットワーク社の能仲久嗣氏

発表会の様子。中央が東芝の統括技師長である真田 勉氏、右は東芝PC&ネットワーク社の能仲久嗣氏

続いて登壇した統括技師長の真田 勉氏は、ターゲットユーザーについて「Thin(薄い)&Light(軽い)絵巻」というキーワードを挙げた。同社は「お客様の多様化、環境の変化など、もう一回ユーザーシナリオを描いてみて、お客さまの中に潜む不満、不平、不満、こういったものをひとつひとつ解消しなければいけないのではないか」という発想から“絵巻プロジェクト”と呼ばれる事業計画を立てているが、Thin&Lightはそこから出てきたキーワードの1つ。「こだわってビジネスパソコンを購入する顧客」が求めるものは“機能”“性能”“薄型”“軽量”“長時間駆動”などで、これに対し東芝の技術を総導入したという。そして「その結果、軽さも薄さも長時間もすべて世界一」になったとした。

記者との質疑応答でワールドワイドの展開を聞かれた能仲氏は、中国やアジアの地域でモバイルノートブックの需要が高まっていると語り「(高性能なモバイルパソコンは)アジアの中でかなりこれから伸びていくだろう」と今後に期待感を示した。

テレビCMには俳優の田村正和さんと山下智久さんを起用。ビデオメッセージでコメントを寄せた田村さんは「東芝さんは欲張りですね。言いたいことが多くて、CMたくさん作っちゃいました」「薄さももちろんですけど、スポーツカーのようなシャープなフォルム、とっても気に入りました」と話した。なお、残念ながら肖像権の兼ね合いで写真掲載は禁止とのこと。

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