エヌ・ティ・ティ レゾナント(株)は29日、上空から地上を眺める感覚で鳥瞰(ちょうかん)可能な地図インタフェース“マップバードビューシステム”を同日付けで公開開始したと発表した。料金は無料。
マップバードビューシステムは、同社の新技術を検証する実験サイト“gooラボ”で提供するサービスで、従来の平面の地図システムではなく、空を飛びながら地上を眺めるような感覚で地図を見られるインターフェースを実現しているのが特徴。複数の地図モードを用意しており、気球に乗っているような感覚で地図を移動して表示する“気球モード”、風に吹かれて浮遊しているように自動で地図スクロールを行なう“風任せモード”などを搭載している。また、衛星画像への切り替えも行なえる(東京/横浜/京都/大阪/神戸のみ)。
Windows Vista用に開発されたグラフィックスシステム“WPF”(Windows Presentation Foundation)を使用している。対応OSはWindows Vista/XP SP2/2000、Windows Server 2003。Internet Explorer 7、.NET Framework 3.0、.NET Framework 3.0 日本語 Language Packがインストールされていることが必要。