恵安から昨年12月に発売された容量1100WのATX電源ユニット「GAIA 1100W」(型番:XP-1100W)。今度はそれを上回る容量1200WのATX電源ユニット「GAIA 1200W」(型番:XP-1200W)が発売となった。
容量アップに伴い6系統ある12V出力は最大972W(81A)から1032W(86A)へとなったほか、PCを起動しなくても電源より直接USBコネクタへ給電できる「USB Power ケーブル」とATIの物理演算用カード「Physics Graphics Card」に対応した電源コネクタも付属。その他、基本的な仕様は「XP-1100W」と変らずATX12V Ver2.2、およびSSI-EPS12V Ver.2.91に準拠。12Vを6系統で使用するか1系統でまとめて使用するか選択できるSplit⇔Combine切り替えスイッチや、ケーブルを必要な分だけ着脱して使用できる“EZプラグデザイン”、次世代VGA用という8ピン仕様のPCI Expressビデオカード用電源コネクタなどを備える。
コネクタ数はATXメイン(20+4ピン)×1、ATX12V(4+4ピン)×1、FDD用×2、HDD×6、Serial ATA×8、PCI Express(6+2ピン)×4、ファン用(大4ピン)×2、ファン用(小4ピン)×2、M/B-VGA&HDD用(4ピン)×1。本体サイズは150(W)×175(D)×86(H)mmで、ファンは山洋電機製の32mm厚120cmファン(1450rpm~2800rpm/23db~40dB)を1基内蔵している。価格は高速電脳とTSUKUMO eX.で4万9800円となっている。