今ではこのゲームで古いロボットに初めて出会う人も増えているというバンプレストの「スーパーロボット大戦」。その最新作「スーパーロボット大戦W」がニンテンドーDS用ソフトとして登場した。店頭での販売価格は5300円程度。
「スーパーロボット大戦」とは、様々なアニメのロボットやキャラクタ、さらにはオリジナルロボットとキャラタが共演する世界で進めるシミュレーションゲーム。戦闘時に挿入されるキャラクタの名ゼリフは、原作を知っている人も、知らない人も楽しめる。
今回登場する作品は、フルメタル・パニック!シリーズや勇者王ガオガイガー、ガンダムSEED、ガンダムW、テッカマンブレード、デトネイター・オーガン、マジンカイザー、ゲッターロボG、ゴライオン、ナデシコといったタイトル。まさに新旧の名作が入り乱れている。そしてオリジナルメカとして「ヴァルホーク」や「ヴァルストーク」が登場する。スーパーロボット大戦シリーズはオリジナルメカの人気も高く、TVアニメにもなっているほどだ。今回も、魅力あるメカとキャラが登場しているのは言うまでもない。また、本作は画面が2つあるニンテンドーDSの特長を生かしたゲームシステムを採用。コンパクトなDSながら基本操作を行いやすく、会話シーンも見やすいように改良されている。
店頭では、プレイステーション3の「ガンダム無双」と並べて販売されているコトが多い。これはやはり、ロボット作品ということでユーザー層が近いこともあるようだ。ショップによると、ソフトの売れ行き自体は「スーパーロボット大戦W」のほうが好調という。またアソビットゲームシティのポップでは、「2006年はXbox 360を持っていないスパロボファンにとって、つらい年だったのではないでしょうか?」と、久しぶりのスパロボであることも強調していた。PS2で発売予定だった「スーパーロボット大戦W OG」が発売延期になってしまったことも、より期待を集めることにつながっているようだ。
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