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ネットワークの常識・非常識

ネットワークの常識・非常識

インターネット接続する際に、固定のIPアドレスを勝手に割り当てた場合、果たして同じIPアドレスを持っているPCはどうなるのか?同じIPアドレスを使っている旨を警告されるのか? あるいはそのPCになりすましできてしまうのか? 本企画ではこうしたネットワークに関する素朴な疑問を集め、Q&A形式を解説することにした。自らの知識の正確さを調べるとともに、意外と知らなかった知識も発見できるかもしれない。

2009年10月26日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp イラスト●野崎昌子

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  • ドメイン名は第三者に詐称されるのですか?

    2009年10月26日 06時00分

    ネットワーク

    なりすましには要注意

    第7回  ドメイン名は第三者に詐称されるのですか?

    ドメイン名は、たとえば「ascii.jp」というように、インターネットにおいて存在場所を示す重要な役割を持っている。そのドメイン名が詐称され、ユーザーを本来とは異なるサイトに誘導されたりすると被害は甚大だ。多くの場合、ドメイン名の詐称は金銭を目的として計画的に行なわれる。また、著名なドメイン名ほど、ユーザーが多いため狙われやすい。では、ドメイン名の詐称はどのように行なわれ、それを防ぐにはどうしたらよいのだろうか。

  • WAN経由だとファイル共有が遅くなるって本当?

    2009年10月05日 06時00分

    ネットワーク

    プロトコルと遅延の関係を調べてみよう

    第6回  WAN経由だとファイル共有が遅くなるって本当?

    WAN経由でファイル共有を利用すると、実際はファイル転送がとてつもなく遅くなる。同じファイルサイズなら、おそらくLANとWANで10倍以上の開きは出るだろう。もちろん、ギガビット化しつつあるLANに比べれば帯域は細いが、従来のようにWANが格段に遅いというわけではない。ではなぜ遅くなるのだろうか?

  • UDPのパケットは、途中で紛失してしまうことがある?

    2009年09月28日 06時00分

    ネットワーク

    トランスポート層のプロトコルを理解しよう

    第5回  UDPのパケットは、途中で紛失してしまうことがある?

    UDPはTCPと同様、TCP/IPのトランスポート層のプロトコルである。TCPとUDPに共通な機能は、受信したパケットの中のデータを誰が受け取るのか指定することである。ただし、TCPは送信したデータが順序正しく、かつ確実に受信されるように機能するが、UDPは送信したデータが受信されることを保証するようには作られていない

  • Webサーバは80番ポート以外使ってはいけないの?

    2009年09月14日 06時00分

    ネットワーク

    ポートの役割を理解しよう

    第4回  Webサーバは80番ポート以外使ってはいけないの?

    LANアナライザというツールをご存じだろうか? これはネットワークのトラフィックを可視化するツール、トラブルシューティングやデバッグなどでよく用いられる。LANアナライザによりキャプチャされたデータがどのようなものか、またそれがどのように表示されるのか見てみよう。

  • ネットワークに流れるデータは見えますか?

    2009年09月07日 06時00分

    ネットワーク

    パケットキャプチャを学ぼう

    第3回  ネットワークに流れるデータは見えますか?

    LANアナライザというツールをご存じだろうか? これはネットワークのトラフィックを可視化するツール、トラブルシューティングやデバッグなどでよく用いられる。LANアナライザによりキャプチャされたデータがどのようなものか、またそれがどのように表示されるのか見てみよう。

  • 同じIPアドレスは複数のPCで使えるの?

    2009年08月31日 06時00分

    ネットワーク

    なりすましには使えません!

    第2回  同じIPアドレスは複数のPCで使えるの?

    IPアドレスは、通信相手(ホスト)を識別するための番号である。同じ番号があると相手を特定できないから、IPアドレスは重複してはならない。では、IPアドレスが重複するとどのようなことが起こるのだろうか。

  • なぜネットワークはループを作ってはいけないの?

    2009年08月24日 06時00分

    ネットワーク

    リング構成の深い意味を知ろう

    第1回  なぜネットワークはループを作ってはいけないの?

    LANにおいて問題となるループが2種類ある。スイッチングハブまたはL2スイッチを単純に接続した「物理的な経路のループ」と、IPネットワークを構成するルータの経路情報の矛盾によって発生する「論理的な経路のループ」である。この2つの現象について、その原因と対策(防衛策)をみてみよう。

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