こだわり部隊の本音「ジサトラ 完全版」 第54回
近日発売? 価格は1万円以下?
未発売のVROC用ボード「HYPER M.2 X16 CARD」の意外な落とし穴
2017年09月18日 12時00分更新
どもどもジサトライッペイです。今回はASUSがCOMPUTEX TAIPEI 2017で発表した、Core Xシリーズの新機能「Intel VROC」に対応した専用ボード「HYPER M.2 X16 CARD」のレビューです。そう、未発売製品ですね。なので、正式版は挙動が変わるかもしれませんのでご注意を。
まずはVROC専用ボードのメリットをご紹介しましょう。そもそもIntelのVROCはVirtual RAID on CPUの略で、CPU側のPCI Expressレーンを使ってNVMe SSDでRAIDを構築できる機能です。しかし、ほとんどのX299チップセット搭載マザーボードはM.2スロットが2基ぐらいしかなく、RAIDを本格的に組むには少なめです。
そこで、HYPER M.2 X16 CARDの出番です。M.2 SSDを4枚挿してPCI Express×16にまとめて挿せるので、マザーボードのM.2スロット数の物理限界をあっさり超えられるというわけです。また、RAID 0は束ねれば束ねるほど高速になるので、相性が良いのです。
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