対話形式で検索できる「Pro Search」
「Pro Search」は、Perplexity.aiの目玉とも言える対話型の検索機能だ。通常の検索エンジンとは異なり、ユーザーとの対話を通じて検索意図を理解し、より的確な回答を提供してくれるという。
無料プランは4時間ごとに5回まで、有料プランは1日あたり600回までPro Searchを利用できる。
Pro Searchを利用するには、「Pro」と書かれたスイッチをクリックすればよい。
プロンプト:誕生日プレゼントの相談に乗ってください
プロンプトはあえて詳細を書かない感じで試してみよう
すると、検索結果の代わりに「誕生日プレゼントの相談ですね。何か特定のカテゴリーまたは興味のあるものがありますか?」という質問が表示されたので「手元に残るもの」と入力して「Send」をクリック。
なお「スキップ」をクリックすれば質問をスキップできるが、それではなんのためにPro Searchを選んだのかわからない。
すると今度は「誕生日プレゼントで手元に残るものを探しているんですね。予算はどのくらいですか?」との質問が表示されたので「1万円以内」と答えて「Send」をクリック。
回答が表示された。美容・コスメグッズ、インテリアグッズ、デジタルアイテム、100均アイテムで手作り、など様々なアイディアが提示されている。
どのような検索をしたのか知りたい時は画面上部の「Pro Search」と書かれた部分をクリック。
「10000円以内 誕生日プレゼント 手元に残る」「10000円以内 誕生日プレゼント」「10000円以内 誕生日プレゼント 人気」といったワードで検索されたようだ。
もちろん手動でこのようなワードを入れて検索することも可能だが、対話形式で自然にこのような検索ができるのは魅力だ。
次は日帰り旅行の行き先を考えてもらうことにしよう。
プロンプト:来週末日帰り旅行に行きたいです。おすすめを教えて
プロンプトは上記だ。あえて出発地の情報は書かなかったが、おそらくプロフィールに入力した情報から東京発だと理解してくれるだろうと期待。
ばっちり東京から日帰りできる場所を紹介してくれた。
検索ワードは「東京から日帰りで行ける歴史的建造物」「東京から日帰りで行ける自然景観」「東京日帰り旅行おすすめスポット」の3つだ。
もちろんさらに質問を重ねることもできる。
しかし「京急線の神保町駅」という架空の駅からの経路が表示されてしまった。やはりPerplexity.aiと言えど中身は「GPT-3.5」なのでハルシネーションからは逃れられないということか。
とは言え生成AIは現在進行系の技術、いつか改善されることを祈ろう。
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