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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第31回

さとるの自腹旅レポート 1泊1540円

10万円で10日間、東南アジアを何ヵ国まわれるか挑戦してみた トラブル続きのシンガポール/インドネシアの巻(2〜3ヵ国目)

2024年01月24日 06時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

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やっとの思いで入国、1540円の宿へ
部屋は綺麗だがシャワーは水のみ

 インドネシアルピアを握りしめてビザを取得し、入国審査と税関も通過。無事3ヵ国目のインドネシアに到着です。ここから徒歩10分ほどの宿へと歩いて移動します。

港を出るとタクシーの勧誘攻撃をくらいますが、無視して街中へと進む

タンジュンピナンのメインストリート

 予約していた宿は、個室で1540円。今回の旅では宿代1000円以下を目安としているので、もっと安いところを探したのですが、港から歩いて行ける距離に安宿はなく、翌日も早朝から移動なため、予算オーバーですがこちらの宿を予約。ところが到着してから気がついたのですが、スタンダードルームということで、水シャワーしかないとのこと。

1540円の個室は広さも綺麗さもじゅうぶん

ただしシャワーは水だけでした。残念

 南国インドネシアとはいえ、水シャワーは結構辛いんですよね。とはいえ背に腹は替えられないので、そのまま水シャワーの部屋に宿泊。部屋は綺麗だしバスタオルなども付いていました。

 寝床も確保したので晩ご飯を食べようと、ホテルの周りを歩いてみますが、まだ20時台だというのに、街のお店はほとんど閉まっています。小さな売店は所々開いていますが、レストランなどはほとんど見当たらず。しかたがないので、フライドチキンとご飯のセットを売っている屋台で買って、部屋で食べることにしました。

売店は開いているものの、アルコールの取り扱いはなし

屋台でフライドチキンを購入

 ところでインドネシアのビールというと「ビンタン」が有名です。せっかくビンタン島に来たのだからビンタンビールを飲もうとあちこちの売店に入ってみたのですが、ビンタン島はイスラム教徒の多いエリアのようで、軒並みアルコールの取り扱いはなし。

 ホテルの1階にある売店で缶ビールを発見したものの、オランダブランドのハイネケンのみ。お腹も空いてきたし、このまま探し続けるのがめんどうになったので、夜はハイネケンを片手にフライドチキンライスを頂くことにしました。価格はフライドチキンライスが2万5000ルピア(約230円)でハイネケンが1万8000ルピア(165円)でした。

ホテルの1階で購入したビールとあわせて、ホテルで部屋食です

フライドチキンに加えて、テンペ(大豆の発酵食品)とタフ(インドネシアの豆腐)にキャベツとキュウリ、そしてご飯がセットで230円

 (次ページ:やっと就寝……と思ったのに!)

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