クアルコムの最新技術にも対応
一方で、Creative Aurvana AceシリーズのMEMSスピーカー以外の技術をみると、ほかにも最新の技術が採用されていることがわかる。Aurvana AceとAurvana Ace 2の違いは、海外のプレスリリースを参考にすると、外観のカラーリングのほかにも大きく2つある。ひとつは、Aurvana Ace 2には、クアルコムの「Adaptive Active Noise Cancellation」が採用されていること。これは、ユーザーによる装着のばらつきも考慮した適応型のアクティブノイズリダクション技術だ。もうひとつがクアルコムのaptX Losslessに対応していることだ。
これらの完全ワイヤレスイヤホンは、Bluetooth 5.3やLE Audioに対応し、LC3コーデックを実装していることもポイントだろう。このように同社の完全ワイヤレスイヤホンは、最新の技術を満載して設計されていることがわかる。また、Creative Technologyは先日、LE Audio対応のドングルをバンドルしたワイヤレスヘッドホンを発表した。これらを考え合わせると、先進的な技術へ積極的に取り組む同社のヘッドホン・イヤホン戦略が見えてくるだろう。
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