このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第280回

豊富なゲーム機能を日本語UIで使いこなせる「ROG Phone 5」はゲーミングスマホのド定番

2021年05月26日 18時30分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 いまはゲーミングスマホにいくつかの選択肢があり、「一般的なフラッグシップスマホ」であってもゲーム向け機能を売りにしている端末も存在します。そのような中、ゲーミングスマホでトップランナー的な存在なのが、日本国内に向けて今日26日に正式発表されたASUSの「ROG Phone 5」(9万9800円~)です。

 発売日はメモリー12GBのスタンダートモデルが6月4日、メモリー16GBモデルが28日から、そしてフラッグシップのROG Phone 5 Ultimateが今夏発売予定となっています。

ASUS「ROG Phone 5」9万9800円~

背面に小型モニター、タッチパッドを搭載したUltimateも用意

 日本で発売されるROG Phone 5は下記の5機種です。

ROG Phone 5

ZS673KS-BK256R12(9万9800円)
SDM888/RAM12GB/ROM256GB/ファントムブラック
ZS673KS-WH256R12(9万9800円)
SDM888/RAM12GB/ROM256GB/ストームホワイト
ZS673KS-BK256R16(11万4800円)
SDM888/RAM16GB/ROM256GB/ファントムブラック
ZS673KS-WH256R16(11万4800円)
SDM888/RAM16GB/ROM256GB/ストームホワイト

ROG Phone 5 Ultimate

ZS673KS-WH512R18(14万9800円)
SDM888/RAM18GB/ROM512GB/ストームホワイト

 つまり、プロセッサーはすべてSnapdragon 888(8コア、2.84GHz)を搭載して共通。そして、メモリー、ストレージ、カラーの異なる5モデルがラインナップされているわけです。また、Ultimateは背面に各種情報を表示できる小さなモニターと、L2/R2ボタンとして割り当て可能なタッチパッドが用意され、RAMクロックが3200MHzと高速なスペシャルバージョンです。

 これ以外のスペックはすべて共通。OSは「Android 11(ROG UI)」を採用。ディスプレーは6.78型フルHD+有機EL(2488×1080ドット、リフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレート300Hz、タッチ入力遅延24.3ms、Corning Gorilla Glass Victus)を搭載。

 カメラは広角(6400万画素、F1.8)、超広角(1300万画素、F2.2)、マクロ(500万画素、F2.0)、フロント(2400万画素、F2.5)を用意。通信機能は5G(nanoSIM×2)、11ax、Bluetooth 5.2をサポートしています。

 本体サイズは約77×173×9.9mm、重量は239g。6000mAh(3000mAh×2)のバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間はWi-Fi通信時で約13.8時間、LTE通信時で約15.9時間、5G通信時で約12.5時間と謳われています。

本体前面(上)と本体背面(下)。有機ELディスプレーはサムスン製。ディスプレー下部には指紋認証センサーが内蔵。タッチサンプリングレートは前モデルの270Hzから300Hzへと向上しています

本体上面(上)と本体下面(下)。本体下面にはUSB Type-C(USB2.0)、マイク/ヘッドフォンコンボジャックを用意

上から右側面、左側面(ポート用保護キャップあり)、左側面(ポート用保護キャップなし)。右側面にはボリュームボタンと電源ボタン、左側面にはnanoSIMスロット、ポゴピン、USB Type-C(USB 3.1)を配置

パッケージには、本体、USB ACアダプター、USBケーブル、左側面ポート用保護キャップ、AeroActive Cooler 5(※オプション)、ケース、説明書類(保証書、ユーザーガイド、シリアルラベル、ステッカー)が同梱

USB ACアダプターの型番は「A320R-200325C-US」、仕様は入力100-240V~1.5A、出力5V 3A、9V 3A、12V 3A、15V 3A、20V 3.25A、容量65W。USBケーブルの長さは実測118cm

ファントムブラックモデルには「Aero Case」が、ストームホワイトモデルには「Transparent Case」が付属

スマートフォンを冷却するための「AeroActive Cooler 5」はROG Phone 5では別売り。装着時、CPU温度を最大10度低下、表面温度を最大15度下げると謳われている

「AeroActive Cooler 5」はスタンドに加え、クーラーボタンが追加されています

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン