買うたびにワクワクする米軍放出品
米軍から放出されたイスを買いました。基地内の事務所や住居などで使われるアメリカンな家具が放出されることがあって、もちろんその中にはイスもあるんですけど、それとはちょっと違います。いや、だいぶ違います。同じなのは座る物っていうところだけ。
イスにはチェアやソファー、スツールなど色々と種類がありますが、買ったイスはシートって呼ぶのがしっくりきます。椅子じゃなくて座席。座り心地は二の次で機能最優先の軍用品です。
今回の買い物は国内からだったので数日で届きました。縦110cm、横65cm、高さ17cmという平べったいダンボール箱で到着です。大きいといえば大きいですが、折りたたみ式のため比較的小さく収まったようで、思ったよりコンパクトでした。
自分で買った物はプレゼント品と違って中身を知ってるんですけど、それでも開けるときはいつも心が躍ります。どこかで見て買ったのでなければ、実際に目にするのは初めてですからね。
特に米軍放出品の場合は入手しづらい希少品や一品物だったりすることも多いからワクワク感はひとしおだし、基本的に使用済みの中古品なので程度がピンキリ。ちゃんと動くかなとか、壊れてないかなとか、ドキドキ感もプラスされます。
というわけで期待と不安が入り混じりつつダンボール箱を開けると、ビニール袋で梱包されたシートが現われました。うっすらとフレームやマーキングが見えていて、期待感が高まります。
UH-60Aブラックホークの兵員用シートです
そしていざ開封。カッターでビニールを切るのももどかしく、シートを取り出します。
シートは座面を跳ね上げた状態で折りたたまれていました。開くと写真や映像で見たことのあるシートがそこに。映画『ブラックホーク・ダウン』ほか、数多くの映画やゲームなどに登場する米軍のヘリコプター「UH-60A ブラックホーク」のシートです。
UH-60Aは米シコルスキー・エアクラフト社が製造している多用途ヘリコプターです。シコルスキーというロシアっぽい名前なのは、ウクライナからアメリカに帰化したイーゴリ・イヴァーノヴィチ・シコールスキイという航空技術者が設立した会社のため。現在はロッキード・マーティン社の傘下になっています。
UH-60Aのシートはコックピットのpilotシート、兵員が座るtroopシート、砲手が座るgunnerシートがあります。ワタシが買ったのはtroopシート。一般部隊や一般兵士が好きなワタシ的には、pilot用やgunner用より一般の兵員用が欲しかったので希望にピッタリです。
この連載の記事
-
第347回
デジタル
ダイヤルを回すだけでフィットするシューズ「DICTATOR」を衝動買い! -
第346回
デジタル
ハンヴィーのシート交換で若干のトラブルが! -
第345回
デジタル
未使用新品&中古美品のハンヴィー用シートをまとめ買い! -
第344回
デジタル
Beatsのヘッドホンが手放せなくなりました -
第343回
デジタル
そっぽを向いていたハンヴィーのタイヤが直りました! -
第342回
デジタル
米軍車両ハンヴィーのタイヤがとんでもないことになった話 -
第341回
ゲーム・ホビー
米軍払い下げの南京錠、何個買えば気が済むのか -
第340回
自動車
米軍車両ハンヴィー、車両維持費だけでなく修理費や改造費もかかっています -
第339回
自動車
米軍車両ハンヴィーの気になる車両維持費、燃料代を除けば月1.5万円です -
第338回
ゲーム・ホビー
アレルギー検査を受けてみたら、まさかの猫アレルギーが発覚! -
第337回
Apple
古いApple IDをMacとiPhoneから一掃して、Apple Watchの初期設定がついに完了! - この連載の一覧へ