このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第535回

理想のモバイル入力環境を求めて、折り畳み式「MOBO Keyboard」を衝動買い

2019年06月12日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

専用スタンドとセットでの重さに驚愕
サードパーティー製スタンドで重量を軽減

 現在、筆者のメインモバイルPCとなっているLTE対応の「ThinkPad X390」の重さは実測で1180g。クラウド連携はFlashAir経由で「Evernote」しか使えないが、ポメラは実測で438g。そして、対するMOBO Keyboardと専用スタンドの総重量は実測449gとポメラを超えてしまう。これに加えてスマホも必要になるが、そこはネット接続を当たり前の機能と考えると、ポメラもテザリング機器としてスマホを必要とするので同様だ。

筆者のモバイル環境でのメイン機であるWAN対応「ThinkPad X390」は1180g

筆者のモバイル環境でのメイン機であるWAN対応「ThinkPad X390」は1180g

FlashAir SDカードとスマホテザリングを利用してもEvernoteにしか接続できない、個性的だがチョット変わった「ポメラ」は438g

FlashAir SDカードとスマホテザリングを利用してもEvernoteにしか接続できない、個性的だがチョット変わった「ポメラ」は438g

スマホキーボードとしては最高クラスのMOBO Keyboardだが、保護カバー兼スマホスタンドを含む総重量が449gというのは重すぎる

スマホキーボードとしては最高クラスのMOBO Keyboardだが、保護カバー兼スマホスタンドを含む総重量が449gというのは重すぎる

 しかし、MOBO Keyboardと付属の専用スタンドだけで、スクリーンを含む全部込みのポメラの重量を超えてしまうのは多少がっかりだった。そこで、MOBO Keyboard付属の専用スタンドの重量だけを測定してみたところ、なんと175gもあった。これには驚いた。

スマホキーボードとしては最高クラスのMOBO Keyboardだが、保護カバー兼スマホスタンドを含む総重量が449gというのは重すぎる

スマホキーボードとしては最高クラスのMOBO Keyboardだが、保護カバー兼スマホスタンドを含む総重量が449gというのは重すぎる

 自宅にあるいくつかのスマホスタンドを探したところ、超軽量で使い勝手の良さそうなのがあったので、携帯用にはこのスタンドとMOBO Keyboardの組み合わせで行こうと決めた。その結果、総重量を再度測定して見たらきっちり300gとなった。これなら、組み合わせのバリエーションとしても十分に考えられる数値だ。

超軽量スマホスタンドに替えてみたら、総重量が一気に300gに減った

超軽量スマホスタンドに替えてみたら、総重量が一気に300gに減った

 オールマイティーなWAN対応ThinkPad X390が1180g、クラウドサービスに制限があるポメラ(DM200)が438g、そして、MOBO Keyboardとノーブランドのスタンドの合計で300g。この重量差なら、3つのセグメントのそれぞれが成り立つ感覚だ。この先も“スーパー・ライティング・マシ~ン”の登場は望み薄だが、この3つのセグメントでより軽量で機能の優れたモノが見つかれば、少しずつ前に進めたいと考えている。

次のスーパーが登場するまで「スーパー・ライティング・マシ~ン」の最軽量部門のメインとして、この構成でしばらく使ってみようと考えている

 出てこい! WAN対応でより軽量なモバイルPC! 割り切りのポメラの仲間で、クラウドサービスを選ばないWAN機能付きモデル! そして、より軽量で入力しやすいスマホ、タブレット用キーボードと、より洗練された超軽量スマホスタンド! ……と、3つのカテゴリーを並列的に進めようとしていたら、NECからWAN搭載でなんと837gと超軽量なモバイルPCが登場してきた。真っ先に“スーパー・ライティング・マシ~ン”に王手をかけるのは、一番古顔のモバイルPCかもしれない。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:MOBO「MOBO Keyboard」(Just MyShopモデル)
※現在売り切れ中
・購入価格:6980円
MOBO Keyboardウェブサイト


T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン