オリンパスが3月に発売する
12-200mmレンズで遠くからこっそり撮影
猫を撮るとき、望遠であればあるほどいざというとき便利なんだよね、とは誰もが思うわけで、猫が警戒してて近寄れないときや、こそっと撮りたいときに望遠レンズがあれば余裕で撮れるし、近寄れるときも顔のアップを撮りたいと思ったら望遠レンズが有利。
でも、遠くにいた猫がいきなりとことこと寄ってきたりしたら望遠だとまずい。背景もいっしょに撮りたい場合は広角寄りのレンズが欲しい。でも瞬時にレンズ交換するのは超高難度(慌ててレンズを落としたりしたら泣ける)。そこで、広角から望遠まで1本でこなせる高倍率ズームレンズがあるとめちゃ便利だな、と思うわけである。
そして今、オリンパスが3月下旬に発売予定の12-200mm(35mm判換算で24-400mm相当)という、かなりヤバいレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」がひと足先に到着し、手元にあるのだ。多くの高倍率ズームレンズが35mm判換算で28mm相当スタートなところ、24mm相当とちょっと広角ぎみなのはうれしいし、プロ向けの高級レンズではなく、一般向けのレンズなので比較的小型軽量なのも持ち歩く際にうれしい。
12mmと200mmってどのくらい差があるのか。このくらいである。
画質的には、同じオリンパスの12-100mmに比べると少し落ちるけれど、12-100mmはクオリティーを重視した「プロレンズ」のシリーズ。12-200mmの方は一般向けのレンズなので、軽くてコンパクトで安いのだ。
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