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さとうなおきの「週刊アジュール」第68回

既存のkafka対応アプリをコード変更なしに利用可能

Azure Event HubsでApache Kafka互換エンドポイントがGA

2018年11月20日 07時30分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。今回の「週刊アジュール」では、2018年11月4日~10日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azure App Service:Git 2.19.1

 Azure App Serviceは、Webアプリ、Web API、モバイルバックエンドをホストするためサービスです。

 最近公開されたGitの脆弱性に対応するため、11月13日から、Azure App Serviceで使われているGitのバージョンが2.19.1にアップデートされます。

Azure API Management:11月8日のアップデート

 Azure API Managementは、既存のAPIに対するAPIゲートウェイのサービスです。

 10月24日のアップデートに続いて、Azure API Managementの11月8日のアップデートがリリースされました。

Azure SQL Database:Machine Learning ServicesのRサポート

 Azure SQL Databaseは、SQL Serverベースのリレーショナルデータベースサービスです。

 SQL ServerのMachine Learning Servicesは、データベース内でR、Pythonのコードを実行する機能です。

 今回、Azure SQL Databaseで、Machine Learning Servicesのサポートがプレビューになりました。現時点では、Rのみがサポートされています。今後、Pythonのサポートも追加される予定です。

 SQL Server、Azure SQL Databaseで、「静的データマスク」のパブリックプレビューがリリースされました。

 データマスクは、データベース内の機密データを隠すことができるデータ保護機能です。

 従来から提供されていた動的データマスクは、データベースへのクエリの際に動的にデータをマスクします。

 一方、静的データマスクは、データベースのコピーの際に、コピー先のデータベース内のデータを静的にマスクします。静的データマスクは、開発/テスト、分析、トラブルシューティングなどで使うと便利でしょう。

SQL Server、Azure SQL Databaseの静的データマスク

 Azure Data Studioは、SQL Server、Azure SQL Database、Azure SQL Data Warehouseでのモダンなデータベース開発、運用のための、Windows、macOS、Linuxで動作する軽量なツールです。

 10月リリースに続いて、Azure Data Studioの11月リリースがリリースされました。このリリースでは、SQL Server 2019拡張機能のプレビューでのAzure Data Studio Notebooksの改善などの新機能があります。

Azure SQL Data Warehouse:行レベルセキュリティがGA

 Azure SQL Data Warehouseは、SQL Serverベースのデータウェアハウス(DWH)サービスです。

 Azure SQL Data Warehouseで、行レベルセキュリティ(RLS)がGA(一般提供)になりました。

 また、Visual StudioのSQL Server Data Tool(SSDT)で、Azure SQL Data Warehouseサポートがプレビューになりました。これにより、Visual Studioでデータベースプロジェクトを作成し、Azure DevOpsのAzure Reposでそのプロジェクトのソース管理ができるようになります。

 Azure Advisorを通して、アダプティブキャッシュ、テーブル分散、TempDBに関するパフォーマンス推奨情報が提供されるようになりました。

 Azure SQL Data Warehouseの使用状況データを、Azure Monitorの診断ログに格納できるようになりました。

Azure SQL Data Warehouseのパフォーマンス推奨情報

Azure HDInsight:プライベートエンドポイントがGA

 Azure HDInsightは、Hadoop、Sparkなどのマネージドサービスです。

 Azure HDInsightで「プライベートエンドポイント」がリリースされ、GAになりました。

 これまでは、仮想ネットワーク内にデプロイされたHDInsightクラスターにアクセスするには、「https://<クラスター名>;.azurehdinsight.net」でアクセスするパブリックエンドポイントを使う必要がありました。

 プライベートエンドポイントは、仮想ネットワーク内部からのみアクセス可能な、「https://<クラスター名>.azurehdinsight.net」でアクセスするエンドポイントです。インターネットからプライベートエンドポイントにアクセスすることはできません。Azure ExpressRouteなどを介して、オンプレミスからプライベートエンドポイントにアクセスすることも可能です。

 プライベートエンドポイントを使うことで、よりセキュアなネットワーク構成が可能になります。

Azure HDInsightのプライベートエンドポイント

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