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7.2型モデルも登場! HUAWEI Mate 20シリーズの発表会はビッグサプライズだらけ!

2018年10月19日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

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 ファーウェイは10月16日(現地時間)にロンドンで新製品発表会を開催。HUAWEI Mateシリーズの最新モデル「HUAWEI Mate 20」「HUAWEI Mate 20 Pro」「HUAWEI Mate 20 X」「HUAWEI Mate 20 RS」を発表しました。

 すべてのモデルが最新のKirin 980をチップセットに採用、4機種ものハイスペック端末を一度に発表するとは、発表会会場を訪れた世界各国のメディア関係者からも驚きの声ばかり。日本ではどのモデルが登場するのか気になるところです。

HUAWEI Mate 20シリーズを発表するリチャード・ユーCEO
一気に4機種が発表された

 発表会に登壇したファーウェイコンシューマービジネスグループのリチャード・ユーCEOは、まずHUAWEI Mateシリーズの歴史を振り返り、2013年に6.1型大画面モデルを投入してから毎年製品をシリーズ化し、昨年の2017年には業界初のAI統合チップセットを搭載した「HUAWEI Mate 10」シリーズを発表。HUAWEI Mateシリーズは大画面モデルから高性能スマートフォンへと進化を続けていきました。そして16日、2018年モデルとなる「HUAWEI Mate 20」シリーズを発表しました。

美しいデザインのHUAWEI Mate 20シリーズ

 HUAWEI Mate 20シリーズは、アイコニックかつ4つの円を集めたデザインをフィーチャーしています。スポーツカーのヘッドライトをイメージする、そんなデザインです。HUAWEI Mate 20シリーズは4モデルとも本体背面に配置されたカメラユニットがこのデザインを採用しており、一目でHUAWEI Mate 20とわかるデザインです。

HUAWEI Mate 20の特徴的なデザイン

 HUAWEI Mate 20は6.53型(1080×2244ドット)ディスプレー、18.7:9のアスペクト比、ノッチは最小限のティアドロップ型となっています。一方、HUAWEI Mate 20 Proは6.39型(1440×3120ドット)とサイズはHUAWEI Mate 20より小さいものの、解像度を高めました。アスペクト比も19.5:9とよりワイドになっています。

 そしてベゼル幅を狭めたことにより、フロント面の画面占有比率はHUAWEI Mate 20が88.07%、HUAWEI Mate 20 Proが86.9%とiPhone XS Maxの83.67%、iPhone XRの78.12%より広くなっています。また、HUAWEI Mate 20 Proのノッチ幅は32.8mmと、こちらも両iPhoneより狭くなっています。

ディスプレーの占有比はiPhoneより高いノッチもベゼルもより狭い

 HUAWEI Mate 20シリーズではまったく新しいハードウェアも採用されています。それが「NM Card」。nanoSIMカードと同じ大きさで、NMは「ナノメモリー」の略。これによりSIMトレーサイズを小型化することが可能になりました。HUAWEI Mate 20 ProのSIMトレイは上下にナノSIMカードが入る構造で(DSDSモデル)、表にnanoSIM、裏にnanoSIMまたはNM Cardが入ります。シングルSIMモデルでは、表がnanoSIM、裏がNM Cardとなるわけです。また、指紋認証センサーはHUAWEI Mate 20 Pro、HUAWEI Mate 20 RSでは背面ではなくディスプレー埋め込み型となっています。

業界初のNM Cardを採用指紋認証センサーはディスプレー埋め込み型に

 本体カラーはHUAWEI Mate 20、HUAWEI Mate 20 Proどちらも5色。Emerald GreenとMidnight Blueは背面を細かいパターン仕上げとすることで指紋が付きにくく、また滑りにくくなっています。Pink GoldとTwilightは光沢仕上げですが、グラデーションをかけた色合い。そして定番ともいえるBlackも光沢仕上げです。

Mate 20とMate 20 Proはどちらも5色展開

Kirin 980を搭載するハイパフォーマンスマシン

 HUAWEI Mate 20シリーズはチップセットにKirin 980を搭載します。Kirin 980の基本性能はすでに9月のIFA 2018のキーノートスピーチでリチャード・ユーCEOが説明していますが、発表会でも改めて世界初の機能を中心に紹介されました。

 7nmプロセスのプロセッサーであり、AIエンジン内蔵のNPUを2つ搭載。また、Cat.21モデムで最大1.4Gbpsの高速通信が可能です。CPUの速さはアプリの起動速度にも影響し、メジャーなアプリの起動速度がiPhone XSと比べ大幅に高まっています。

Kirin 980の特徴。世界初がずらりと並ぶアプリの起動速度は圧倒的に早い

 そしてバッテリー周りの性能にも優れていることをアピールしました。HUAWEI Mate 20は4000mAh、HUAWEI Mate 20 Proは4200mAhもの大容量バッテリーを搭載しています。これにより動画やゲームなど、ヘビーユース時のバッテリー駆動時間は11.21時間とのこと。iPhone MS Maxが8.1時間ですから約4割も長持ちします。

大容量バッテリーを搭載iPhoneよりも38%長持ちする

 さらにこの大容量バッテリーを充電するために、40Wの超高速充電に対応します。30分で70%充電できるため、忙しい朝でもすぐに充電できます。それに加えて15Wの急速ワイヤレス充電にも対応。こちらはiPhone XS Maxのワイヤレス充電時間と比べ70%高速とのこと。

40Wの高速充電に対応、30分で70%充電できるワイヤレス充電も15Wに対応

 そして, 発表会で一番盛り上がったのが次の機能の説明でした。HUAWEI Mate 20は他の端末をワイヤレス充電できる、ワイヤレス給電機能も搭載しています。つまりHUAWEI Mate 20を裏返して、その上にワイヤレス充電に対応した端末を載せると充電できるのです。リチャード・ユーCEOのプレゼンで充電対象例としてiPhoneが表示されると、会場内から大きな歓声が湧きました。それは「電池の持たないiPhoneを使っていても、HUAWEI Mate 20を一緒に持っていれば安心して使える」と語っているようでもありました。

世界初のワイヤレス「逆」充電機能を搭載iPhone Xを載せて充電できる

 無線周りでは、LTEながらも5Gの近似体験ができる1.4Gbpsのダウンロードが可能なモデムの説明、そしてデュアルGPSによる正確なトラッキングの様子をビデオで紹介。高層ビルが立ち並ぶ香港の街中をランニングすると、iPhone XS MaxとGalaxy Note9では多くの道をロスとしてしまいますが、HUAWEI Mate 20 Proならば完璧にトレースできるとのことです。

LTEで1.4Gbpsを実現デュアルGPSで正確なトラッキングが可能

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