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素人でもビールづくりに挑戦できる! キリンの体験教室が楽しい

2018年09月11日 22時00分更新

文● ナベコ

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糖化成功! ホップを入れて午前は終了

ヨウ素液をチェックしてデンプンが糖に変化しているのがわかったら「ろ過」へ。

ひたひたになった麦芽です。麦芽で自然にろ過されるとか。

ろ過して麦のジュースになった段階で、各チームのものを飲み比べ。

ビールが出来上がるのが楽しみ!

午前の工程の最後には、みんなでホップを加えます。お昼休憩の最中にもインストラクターの方々が休まず煮沸を進めてくれるということで。ありがたい。

お昼ご飯、工場見学もお楽しみ

 お昼ご飯休憩をはさんで、午後の一発目はビール工場見学です。

お昼はレストランビアポートへ。食事代も体験教室に込みです。この日はカレーかハンバーグ定食かで選べました。私はハンバーグ定食(カレーもすごくおいしそうで気になりました)。

 ちなみに実習中ですので、お昼はビールを飲めません。がまんがまん。

ビール工場見学へ。

キリンのフラグシップビール「一番搾り」の製造方法の特徴を学べます。工場のタンクに投影するプロジェクションマッピングがステキ。

参加者のみなさん、工場見学も熱心でした。当然ですが、ビール好きな方が集まっているのですね。この空気感、ステキだなあ。

午後はいよいよその日の仕上げです

 ビールづくりの工程は、午後はホップをとりのぞいて冷やすまでです。

工場見学から戻ると、麦汁はぐらぐら煮立った状態でした。実習室はホップの香りが充満して、ビールづくりをしているなという高揚感が!

いきおいよく混ぜてホップを沈めるというワールプール方式でホップを除去。

ホップが沈むと、きれいに澄んだ色になります。

氷に触れた管を通すことで麦汁を冷やします。

もとの鍋には下に沈んだホップが。

ボトルに充填。

おいしくできあげってね!

酵母と熟成は工場の方にお任せ
おいしくなったねという祈りをこめて

 授業で体験できるのはここまで! あとは、酵母を添加して熟成するという工程を工場の方がやってくれます。

酵母についての講義もありました。ビールづくりには酵母の働きがとても大事。

顕微鏡で酵母の観察も!

体験教室の後は、みんなでカンパイ。キリンビール工場の認定証授与式もありました。もりだくさんの1日。

 ビールづくりを体験してみて、あらためて「めちゃ大変」というのが染み入りました。1度、1度の変化の重要性を感じながら、温度や時間を徹底した管理して、レシピを綿密に実行しないと決しておいしくならない。ですので、体験の最中はずっと緊張し通しでした。これだけの工程を経てつくられているビールに感謝!

 約6週間後にビールが届きました。「ボック」ビールはビターな甘さで濃厚。ありきたりな言葉ですが、自分でつくったビールはいっそうにおいしい。とても貴重な体験でしたよ。

このような瓶に入って届きます。体験教室でつくったビールは賞味期限が短いので注意。それにしてもビールはサイコーだ! ビールの神に感謝をしたい。


ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。写真はコスプレです。Facebookやってます!

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