このページの本文へ

「シティスポーツ デイパック」なぜ売れる?

楽天で売上1位だったビクトリノックスのバックパック3つの魅力

2018年09月12日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

VX ツーリングコレクションのシティスポーツ デイパック(アンスラサイト)

週間売上1位の秘密は

 ビクトリノックス公式オンラインストアの楽天市場店で、9月4日から9月10日の1週間の売上1位を獲得したのが、「VX ツーリング」コレクションの「シティスポーツ デイパック」というモデルだ。人気の秘密を探ってみよう。

その1 ちょうどいいサイズ感

 VX ツーリングコレクションは、高い耐久性と約1kgの軽量設計、シーンを問わずに使いやすいデザインが特徴のシリーズ。シティスポーツ デイパックは、容量最大24Lと、バックパックとしては標準的な大きさ。サイズもおよそ幅31×奥行き22-26×高さ46cmで、大きすぎず小さすぎない。

サイズはおよそ幅31×奥行き22-26×高さ46cm、重量は1kgほど

 海外のアウトドアメーカーのバックパックなどでは、ときに日本人の体格には大きすぎるものも見られる。シティスポーツ デイパックは、身長や体格を問わず、収まりがいいサイズ感に仕上げられているため、使う人を選ばない。これが支持を集めた理由のひとつではないだろうか。

その2 水に強く、サイズ調整もでき、PCがしまえる

 外装には、裏面にポリウレタン加工をほどこした、撥水性のあるポリエステルを採用。この生地は、同社が実施した従来の強度テストの2倍を超える耐久性と磨耗耐性を備えるという。この生地と、止水ファスナーを組み合わせることで、シティスポーツ デイパックは収納物をしっかり水から守る性能を持っている。

 また通常時の収納量は18Lだが、脇のファスナーを開けることで、収納量を24Lへと増やせる。普段は薄くスタイリッシュに持ちながら、大きな荷物が発生したときは、収納力を増やせる。

脇のファスナーを開閉することで、収納量を増減

 さらに、メインコンパートメントの内側には、メッシュポケット、小物収納ポケットに加え、PCやデジタルカメラなどのデジタル機器の収納に適した緩衝材入りのポケットを備える。これらの、優れた機能性も人気を集めている理由だろう。

 特に、PCを持ち歩くことの多い現在のビジネスパーソンにとって、緩衝材入りのポケットと耐水性能、両面でバックパック内のPCを守れるのは大きなメリットだ。

その3 シンプルながら目を引くデザイン

 シティスポーツ デイパックのカラー展開は「アンスラサイト」と「ダークティール」の2色。アンスラサイトはグレーを基調としたシックなデザインで、ダークティールは暗めのグリーンにオレンジの金具を合わせた、さりげなくエッジの効いたデザインだ。

 背面から見ると、ビクトリノックスのロゴ、止水ファスナーのポケットに加えて、山が連なったような、複雑なデザインプリントが確認できる。このプリントは、水を使わない熱転写を採用することで、環境にも配慮しているという。

プリントが目を引く。ダークティールはオレンジ色の金具もポイント

 一見するとシンプルでおしゃれなデザインなのだが、このプリントや、金具にアルミを使ったり、質感のいいナイロンを採用したりすることで、ほかにはない独特の外観に仕上げられている。「奇抜なものは好まないけど、みんなが使っているようなものはいや」というこだわりに、うまくマッチする仕上がりではないだろうか。

 シティスポーツ デイパックは、「ビクトリノックス保証プログラム 1+10年」に対応。購入後、最初の1年の初期不良や、航空会社によるダメージをふくむ、通常使用による損傷を無償で保証してくれる。その後の10年間は、初期不良や、キャリーハンドル、ホイール、フレーム、ロックなどの通常使用による損傷が、無償で保証される。安心して長く愛用できるのも大きなメリットだ。価格は2万1600円。この秋、バックパックの新調を考えている人は、候補に加えてみては?

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン