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グーグルが中国再上陸を計画、ドライブ提供で地元企業と交渉中

2018年08月07日 10時00分更新

文● Erin Winick

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グーグルが、テンセント(Tencent)やインスパー・グループ(Inspur Group)を含む複数の中国企業と交渉している模様だ。

ブルームバーグによると、グーグルは中国に拠点を置く企業へのクラウドサービスの提供したい考えだという。中国は世界第2位の経済規模を誇る。現在のところ、中国国内での提携先として3つの企業が最終候補に挙げられているようだ。

グーグルの計画が前進すれば、グーグルドライブのようなグーグルのサービスを、中国の地元企業が自社のデータセンターやサーバーを通して提供することになるはずだ。こうした取引は、検索エンジン最大手であるグーグルが、中国で他のプロジェクトを立ち上げる足掛かりにもなる可能性がある。

先週、グーグルが中国向けに、検閲に対応した検索エンジンの開発に取り組んでいるとの報道があった。今回の動きは、その後に明らかになったものだ。ここのところ、グーグルが中国市場に再参入しようとしている動きが多く見受けられる。中国国内での提携先探しはその中でも最新のものである。

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