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完全ワイヤレスギターアンプ「KATANA-AIR」が想像以上に便利

2018年03月31日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 世の中の大人はついにバンドをやらなくなり、ギターを買っても家で鳴らしてばかりいるのだという。そんな状況を受けてヒットしたのが、ヤマハの「THRシリーズ」。小型で軽く、机の上に置け、進歩したシミュレート技術で、立派にそれなりの音がする。

 そんな家弾き用ギターアンプの新顔として登場したのが「KATANA-AIR」。BOSSが持ち込んだコンセプトは、なんと「完全ワイヤレス」。電池駆動にして、Bluetooth対応、おまけにギターとアンプの間も電波で接続して、シールドを不要とした世界初のギターアンプなのだ。でも。

 「家でワイヤレスって、いる?」

 というのも正直な気分。ギターのワイヤレスシステムは、ごちゃごちゃしがちなステージで使うもの。それを予価4万円の、家で弾くだけの小型アンプに入れ込んできたとは。さすが新しいもの好きのBOSSらしいというかなんというか。

 そこで、家弾きワイヤレスがどのようなものか、発売前の試作機を試す機会を得たので、ファーストインプレッションをお届けしたい。キワモノなのかと思いきや、これは人の生活を豊かにさせる実用物件であった。

Bluetoothスピーカーとしてまず合格

 外観は当たり前のポータブルアンプ。エンブレムにはBOSSのギターアンプシリーズ「刀」のロゴが控えめに入って、幅350×奥行き144×高さ181mm、重さが2.2kg。ワイヤレスレシーバー入りであることを考えると、結構小ぶり。

 手始めに、パソコンやスマートフォンからBluetoothで接続して、YouTubeのライブ映像を再生してみた。Bluetoothにありがちな映像と音のズレはごく僅か。これなら動画に合わせてギター弾きまくるのにも支障なし。まずは家弾きBluetoothスピーカーとして合格。

 スピーカーは3インチ(7.5cm)口径が左右に2発。これをACアダプターの場合は15W+15Wで駆動。乾電池の場合は10W+10Wにパワーダウンするが、いずれも家で弾くには十分。ただし、低域の増強策は特に採られていないようで、ボトムの出方はスピーカー口径から推して知るべし。

 製品ならではの特徴は、トランスミッターが付属することと、本体右上面にその充電ドックがあること。ここでトランスミッターを充電し、ギターに接続する。フル充電で約12時間動作するというから、1日弾きっぱなしで大丈夫。充電が切れても弾きたい場合は、通常のシールドを挿せるフォーンジャックも付いている。

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