このページの本文へ

スモールスタートで最大36TBまで拡張可能、効率的運用を実現するスケールアウトNAS

Dell EMC、中堅企業向けのソフト版Isilon+VRTXパッケージ発表

2017年12月26日 06時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 デルとEMCジャパン(Dell EMC)は12月25日、従業員100~1000名規模の中堅企業向けに、「PowerEdge VRTX(バーテックス)」サーバーとSDS製品の「Dell EMC IsilonSD Edge」をパッケージ化した、ミッドレンジストレージNASを発表した。迅速な導入や柔軟な拡張、効率的な運用を可能にする。2018年1月から提供開始。

中堅企業向けに「IsilonSD Edge」ソフトウェアと「PowerEdge VRTX」サーバーをパッケージ化して提供

 IsilonSD Edgeは、スケールアウトストレージとして知られるIsilonのソフトウェア版製品。VMware vSphere環境で稼働する。今回は、PowerEdge VRTX(3ノード)とVMware vSphere、IsilonSD Edgeをパッケージ化し、最大36TBまで拡張可能なスケールアウトNASとして提供する。vSphere環境を提供するので、他のアプリケーションVMと混載することも可能。

 スケールアウト可能なIsilonSDを導入することで、データ管理の自動化/シンプル化を、スモールスタートで実現できるとしている。また、データ保護機能(バックアップ/リカバリ、非同期レプリケーション、ロードバランシングなど)や、データ管理機能(クラウド対応の自動階層化、重複排除、シンプロビジョニングなど)も提供され、信頼性に対する課題も解消するとしている。

 価格は個別見積もり。2018年1月より提供を開始する。

■関連サイト

カテゴリートップへ