OSのバージョンが4つも前でした
前回も書いたとおり、セットアップ用のCD-ROMはWindows用。ウチはMacなのでキヤノンのウェブサイトからセットアップ用ファイルをダウンロードします。ブラウザーでij.start.canonを開き、「セットアップを行う」を選択。製品名検索画面でTS8130を入力すると機器選択画面になるのでMac(macOS)を選択し、「セットアップ」をクリック。次の画面でセットアップ用ファイルをダウンロードできます。
ダウンロードしたSetupというファイルをダブルクリックするとセットアップが始まる……はずですが、ここでエラーになりました。例の、OSが古いんじゃないっすか!? というメッセージです。
使っているOSをサポートしていないと出ていますが、Mac OSはサポートされているので、バージョンが古いということに違いありません。で、マニュアルを見たら対応OSが「OS X v10.10.5 - OS X v10.11、macOS Sierra v10.12」となっていました。ウチのはv10.9.5でした。全然古いです。
MacのOSは1984年にリリースされたSystem1から始まり、最新のmacOSはバージョン10.13.2になります。この10.13.2という数字を見てわかるとおり、macOSのバージョンはピリオドで3つに分けられています。
1つ目の10は、見た目や操作方法などがガラッと変わるような大規模なバージョンアップの時に変更される数字です。メジャーアップデートと呼ばれるバージョンアップで、バージョン9→10のように変わります。
見た目はほとんど変わらないものの内部が大幅に変更されたり機能が追加・変更された時は、2つ目の数字が10.12→10.13のように変わることがあります。不具合の修正などごく小規模なバージョンアップは3つ目の数字が10.13.1→10.13.2のように1つ大きくなり、これらはマイナーアップデートと呼ばれます。
そしてこのバージョン10のmacOSですが、名称がちょっとややこしくて、当初はMac OS X 10.0という名前でリリースされました。それが10.8になった時にOS X 10.8となってMacの文字が外されています。
さらに10.12ではmacOS 10.12と再度macの文字が付きつつXが外されましたが、これはiOSやwatchOSと名称を合わせるためのようです。また、10.6まではLeopardやSnow Leopardのようなコードネームが愛称として使われていましたが、10.7のLionからは正式名称に組み込まれています。
ウチのMacのOS X 10.9.5はMavericks。調べてみたら10.9は2013年にリリースされたバージョンで、10.9.5は2014年のものでした。「このMacについて」でコピーライトに「1983-2016」と出ていたので、てっきり去年アップデートされたのかと思ったんですが、これはセキュリティーのアップデートのみだったようです。
10.9のあと、10.10 Yosemite、10.11 El Capitan、10.12 Sierraとアップデートされ、現在は10.13 High Sierra。もう4つも前のバージョンです。そりゃ古いって言われるわけですよね。
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