このページの本文へ

オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第106回

売れ筋プリンターが古いMac OS非対応なのでアップデートしました

2017年12月17日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

OSのバージョンが4つも前でした

 前回も書いたとおり、セットアップ用のCD-ROMはWindows用。ウチはMacなのでキヤノンのウェブサイトからセットアップ用ファイルをダウンロードします。ブラウザーでij.start.canonを開き、「セットアップを行う」を選択。製品名検索画面でTS8130を入力すると機器選択画面になるのでMac(macOS)を選択し、「セットアップ」をクリック。次の画面でセットアップ用ファイルをダウンロードできます。

ウェブからセットアップします

 ダウンロードしたSetupというファイルをダブルクリックするとセットアップが始まる……はずですが、ここでエラーになりました。例の、OSが古いんじゃないっすか!? というメッセージです。

現在使っているOSをサポートしていないというエラーに

 使っているOSをサポートしていないと出ていますが、Mac OSはサポートされているので、バージョンが古いということに違いありません。で、マニュアルを見たら対応OSが「OS X v10.10.5 - OS X v10.11、macOS Sierra v10.12」となっていました。ウチのはv10.9.5でした。全然古いです。

ウチのはOS X v10.9.5。ずいぶん古かったです

 MacのOSは1984年にリリースされたSystem1から始まり、最新のmacOSはバージョン10.13.2になります。この10.13.2という数字を見てわかるとおり、macOSのバージョンはピリオドで3つに分けられています。

 1つ目の10は、見た目や操作方法などがガラッと変わるような大規模なバージョンアップの時に変更される数字です。メジャーアップデートと呼ばれるバージョンアップで、バージョン9→10のように変わります。

 見た目はほとんど変わらないものの内部が大幅に変更されたり機能が追加・変更された時は、2つ目の数字が10.12→10.13のように変わることがあります。不具合の修正などごく小規模なバージョンアップは3つ目の数字が10.13.1→10.13.2のように1つ大きくなり、これらはマイナーアップデートと呼ばれます。

 そしてこのバージョン10のmacOSですが、名称がちょっとややこしくて、当初はMac OS X 10.0という名前でリリースされました。それが10.8になった時にOS X 10.8となってMacの文字が外されています。

 さらに10.12ではmacOS 10.12と再度macの文字が付きつつXが外されましたが、これはiOSやwatchOSと名称を合わせるためのようです。また、10.6まではLeopardやSnow Leopardのようなコードネームが愛称として使われていましたが、10.7のLionからは正式名称に組み込まれています。

 ウチのMacのOS X 10.9.5はMavericks。調べてみたら10.9は2013年にリリースされたバージョンで、10.9.5は2014年のものでした。「このMacについて」でコピーライトに「1983-2016」と出ていたので、てっきり去年アップデートされたのかと思ったんですが、これはセキュリティーのアップデートのみだったようです。

 10.9のあと、10.10 Yosemite、10.11 El Capitan、10.12 Sierraとアップデートされ、現在は10.13 High Sierra。もう4つも前のバージョンです。そりゃ古いって言われるわけですよね。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ