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さとうなおきの「週刊アジュール」 第13回

「KubeCon」と「SpringOne Platform」のAzure新発表まとめ

AzureにAMD搭載VMインスタンス「Lv2シリーズ」が登場

2017年12月15日 10時30分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Visual Studio Team Services:12月のまとめ

 Visual Studio Team Services(VSTS)は、コードリポジトリ、バックログ管理、CI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)などの機能を備えた、開発チーム向けのサービスです。

 Visual Studio Team Servicesの12月のまとめでは、次のアップデートが紹介されています。

  • Connect 2017の振り返り
  • MicrosoftにおけるDevOpsの取り組み
  • Azure DevOps Project(プレビュー)
  • YAMLでのビルド定義(プレビュー)
  • CI/CDパイプライン向けのホステッドMacエージェント(プレビュー)
  • エージェントなしのビルドタスク
  • リリースゲート(プレビュー)
  • 成果物ソースとしてのDocker Hub、Azure Container Registry
  • シンボルサーバー
  • VSTSフィードでのNuGet.orgのパッケージの保存
  • デリバリープランのフィルタリング
  • プルリクエストでのAzure Active Directory統合の改善
  • プルリクエストポリシーでのパスフィルター
  • プルリクエストへのメンション
  • TFS Database Import Service(GA)
  • VSTS CLI(プレビュー)
  • 複数ブランチのコード検索
  • Wiki検索
  • 東アジアリージョン(香港)

 詳細は、ブログポスト「What’s brewing in Visual Studio Team Services: December 2017 Digest」をご覧ください。

Visual Studio Team ServicesのホステッドMacエージェント

Microsoft IoT Centralのパブリックプレビュー公開

 Microsoft IoT Centralは、IoTデバイスを接続、監視、管理するためのフルマネージドのSaaSソリューションです。Microsoft IoT Centralは、サービスの細かなカスタマイズを必要としない単純なIoTソリューションを素早く展開できます。内部では、Azure IoT HubAzure Time Series Insightsといった、AzureのPaaSサービスを使って実装されています。

 Microsoft IoT Centralは、今年4月に発表されていました。そして今回、Microsoft IoT Centralのパブリックプレビューがリリースされました。

 IoTソリューションを構築する際には、次のようないくつかのアプローチがあり、カスタマイズ性、難易度などを考慮して選択する必要があります。

  • AzureのPaaSサービス群を自分で組み合わせて構築する
  • Azure IoT Suiteの構成済みソリューションを活用する
  • Microsoft IoT Centralを使う

 詳細は、ブログポスト「Microsoft IoT Central delivers low-code way to build IoT solutions fast」「Microsoft IoT Central broadens reach with simplicity of SaaS for enterprise-grade IoT」Microsoft IoT Centralのページドキュメントをご覧ください。

Microsoft IoT CentralのUI

Azure IoT Hub:Device Provisioning ServiceがGAに

 Azure IoT Hubは、多数のIoTデバイスとの間で、セキュアで信頼性のある双方向通信を実現するサービスです。

 Azure IoT HubのDevice Provisioning Serviceは、IoTデバイスをAzure IoT Hubでプロビジョニングし、IoTデバイスがAzure IoT Hubに接続でいるようにする作業を自動化します。

 Device Provisioning Serviceは、今年9月にパブリックプレビューになっていました。そして今回、Device Provisioning ServiceがGAになりました。

 詳細は、ブログポスト「Azure IoT Hub Device Provisioning Service is generally available」ドキュメントをご覧ください。

Device Provisioning Serviceの処理フロー

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