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マイクロサービスアプリ実行環境「KOSMISCH Cluster」を提供開始

オルターブース、マイクロサービス基盤サービス「KOSMISCH」を発表

2017年12月04日 11時02分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

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 オルターブースは12月4日、マイクロサービスアーキテクチャに特化したプラットフォームサービス「KOSMISCH(コーズミッシュ)」を発表した。サービスの第1弾として、マイクロサービス化されたアプリケーションを実行するマネージドのコンテナクラスター「KOSMISCH Cluster」を同日から提供開始する。

 KOSMISCHは、Microsoft Azure、AWS、Google Cloud Platform、さくらのクラウド、ベアメタル、オンプレミスなどで利用できるマイクロサービスアーキテクチャ専用のプラットフォームサービス。マイクロサービスアーキテクチャの特徴である“マイクロサービス単位のスケール”が可能な基盤を提供する。

 同サービスの第1弾として、KOSMISCH Clusterの提供を開始した。KOSMISCH Clusterはマイクロサービスアプリケーションの実行基盤。Kubernetesクラスターと、その管理基盤「Rancher」で構成される。さらに、AzureのAzure Container Service(AKS)など各パブリッククラウドが提供するコンテナサービスにも対応する。

KOSMISCH Clusterで実現するアーキテクチャ例

 オルターブースはKOSMISCHの提供に併せて、Rancherを提供する米Rancher Labs、およびさくらインターネットとのパートナーシップ強化を発表。今後は、さくらのクラウド以外のサービスとKOSMISCHとの連携を進めていくとする。

 KOSMISCHの今後のロードマップとして、サーバーレスサービス「KOSMISCH Run」、マイクロサービスアーキテクチャ支援サービス「KOSMISCH Scale」、マイクロデータセンターの管理ポータル「KOSMISCH Panel」の提供を予定している。

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