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小さな店舗や民泊での利用も見込む

店舗紹介VR製作サービス「Onepiece Camera VR」がスタート

2017年11月29日 20時00分更新

文● たかヰトモき/Mogura VR

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 モバイル機器のレンタルを手がけるONE PIECEは11月27日、VRコンテンツの撮影・制作サービス「Onepiece Camera VR」の提供を開始した。

本サービスで制作されたサンプル

 施設や店舗を詳細に閲覧できるVR撮影・製作サービス。米・Matterport社が提供する360度3Dコンテンツ制作サービス「Matterport 3D Space」とパノラマ360度を自在に連結し、ブラウザーの同一画面上でパノラマ360度とマターポート3Dを双方向で移動できるようにしている。

 オーダーには撮影から編集・加工までがパッケージングされている。施設側がアピールしたいポイントについては、静止画やテキスト、動画などを、ポップアップウインドウで公開することも可能。

 同社は訪日台湾人向けモバイルWi-Fiレンタルサービスを基幹事業としていたが、来日前に「宿泊施設やレストランの様子を詳しく知りたい」という顧客の要望が度々あったという。また、民泊や食堂などの規模の小さな施設や店舗にとって、自らVRコンテンツを開発するのは技術・費用の双方から難しい。そこで、インバウンド旅行者が施設や店舗を来日前に体感できるサービスを考案、ワンストップで提供できる今回のサービス開始に繋がった。

 今年度内におよそ1000件の受注を見込んでいる。撮影料は2万9800円(税別)から。

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